自由都市

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=自由都市=

原題:Municipium
会社:Valley Games
発売:2008年
参考価格:7875円
入手難易度:4
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:50~60分
タイプ:ボードゲーム
コマの移動と勢力争いのゲーム「自由都市」。
シンプルなシステムに悩ましさ全開のゲームです。

タイトルには「Municipium(ムニキピウム)」と書いてあります。
古代ローマの都市国家を指し、ローマ皇帝か元老院から自治を任されていました。

盤上には7つの施設があり、順番に知事が回っていきます。
プレイヤーはコマを上手く配置して市民のコマを獲得していくことが目的です。
施設は中央にテンプル。外周に6つの施設があり、それぞれ道で繋がっています。
コマを1つずつ好きに配置していき、ゲームスタート。
手番では2移動力を使ってコマを動かします。
1つを2歩移動か、2つを1歩ずつ移動させることが出来ます。
次に山札をめくって、そのカードの効果を得ます。

カードには知事の移動、市民コマの追加、施設の効果発動などがあります。
知事はテンプル以外の施設を順番に移動します。
知事が到着した施設で最も多くのコマを配置している人には「知事の指示」が貰えます。
2番目の人にはその施設に置いてある市民コマを受け取ります。

市民コマの追加は袋からランダムに市民コマを引き、色に合わせた施設の場所に配置していきます。
知事の移動とは関係なく、市民コマが3つに達したら市民コマの分配が始まります。
最も多くのコマを配置している人に市民コマ2つ、2番目の人に1つ渡します。
施設の効果はその施設で最も多くの




コマを配置している人のみ行えます。
コマの影響力を倍にする花冠をつけたり、コマを移動させたりします。
全員が好きな場所1ヶ所ずつ効果を発揮させたり、全施設順番に発揮させたりするパターンがあります。

また、このカードを山札からひくのではなく、プレイヤーに最初に手持ちで渡しているカードから選ぶことも出来ます。
非常に強力ですが、カードは使い捨て。使うタイミングが重要です。

市民コマは4種類。セットで集めると十人隊長の威光が得られます。
この十人隊長の威光が5つ集まったらゲーム終了、そのプレイヤーの勝ちとなります。

アクションは移動とカード捲りなのでとてもシンプルですが、どう配置するかが重要なゲームです。