サンクトペテルブルグ

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=サンクトペテルブルグ=

原題:Sankt Petersburg
会社:Hans im Gluck
発売:2004年
参考価格:3800円
入手難易度:3
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:30~50分
タイプ:ボードゲーム
04年最終ノミネート
カードを増やして収入やポイントを稼ぐ「サンクトペテルブルグ」。
収入、出費のバランスを考えながら購入していきましょう。

タイトルはロシアの都市の名前。バルト海に面しているロシア第二位の大都市です。
ピョードル大帝が自分のラテン語名の聖人、ペテロから命名して作りました。
以降、ロシア帝国では首都として栄え、文化都市として発展してきました。
ソビエト時代にはレニングラードとも呼ばれていました。

ゲームでは「職人」「建物」「貴族」カードを集めて行きます。
盤には8枚カードが配置できるマスが2列あります。
職人、建物、貴族、交換のカードをそれぞれ山札にしてゲームスタート。
最初は職人のカードを人数分場に配置します。
各自カードを買うか、確保するか、パスをするかを選択します。
買った場合はすぐ自分の前に出して資産に出来ます。
確保する場合はカードを手札に入れますが、3枚が上限です。またゲーム終了時まで持っていると減点になります。

パスか確保していたカードをお金を払って出すことも出来ます。
購入時、既に出しているカードと全く同じ場合は既に出している枚数分安くなります。

この流れで建物、貴族、交換の山札も行います。
職人は主に収入源、建物は勝利点、貴族はその両方や特殊効果があります。
交換カードは職人、建物、貴族のバージョンアップのカードです。差分を払うことで能力があがります。

交換のカードまで行ったら1ラウンド終了。




購入されずに残ったカードは下の列に移動します。次のラウンドで安く買えます。
持っているカードにある収入を貰い、次のラウンドに入ります。

どこかの山札がなくなったらゲーム終了。
建物の点数や貴族ボーナスを貰い、勝利点が一番高い人の勝ちとなります。

収入源の確保と、欲しいカードの獲得が重要なゲームです。
序盤に大きなカードを購入するのは強力な反面、同カードのコスト源が受けづらくなります。
自分で流れを作っていきながら、形を構築していきましょう。