サマルカンド

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サマルカンド

原題:Samarkand
会社:Abacus Spiele
発売:1998年
参考価格:5700円
入手難易度:5
プレイ人数:2人~5人
プレイ時間:40~50分
タイプ:ボードゲーム
物資交換、交易ゲーム「サマルカンド」。
効率の良い物資確保と売り抜けが必要なゲームです。

タイトルのサマルカンドは、ウズベキスタンの世界遺産。
オアシス都市として交易の拠点となり、古くから栄え隣国にも影響を及ぼしています。
旅行家であるイブン・バットゥータも立ち寄ったことのある異文化交流地点でもあります。

ゲームの目的は、物資の交換などを行って資金を増やすこと。
最初に200の資金が渡され、それを500にした人が勝ちとなります。
盤にはオアシス、街、交易所が描かれています。
手札として6種の物資カードをランダムで貰い、ゲームスタート。
プレイヤーは手番で、1歩移動するか、サイコロを振った分移動することが出来ます。
移動は矢印の方向にしか移動できません(例外としてサイコロの逆送目)。
行った先のマスにより、アクションを行います。
交易所ではお金で物資カードを買うことが出来ます。街では纏まった物資カードを売ることが出来ます。
売るときには同じ種類のカードを2枚以上、止まったマスの街で売れるものは決まっています。
枚数が多いほど、売値の1枚値段も上がるため、ある程度の数になってから売ったほうがより高くなります。

オアシスでは少し特殊です。
最初に1枚、そのマスに物資カードを貢物としてプレゼントします。
その後、そのマスに置いてあるカードと手札のカードを好きに交換できます。
交換せずに貢物だけを行った場合、再度1歩移動できます。
また、そのオアシスの上限まで物資カードが置いてある場合、格安で全てを買うことが出来ます。




交易所やオアシスでカードを揃え、街で売っていく。
これを繰り返し、資金を増やしていきます。
物資カードの山札がなくなった場合、全プレイヤーは12枚以上のカードを破棄する必要があります。
貯めっぱなしではなく、程よく使ったほうがいいかもしれません。

このゲームの特徴としては、交易所でお金が無い場合、オアシスでカードが無い場合などのペナルティがあること。
目的が達成できない場所に行ったときにはお金やカードが罰金として取られます。
上手い移動と物資運用が決め手のサマルカンド。砂漠を放浪しながら大金を手にしましょう。