砂漠の王子

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砂漠の王子

原題:Im Reich der Wustensohne
会社:kosmos
発売:2008年
参考価格:6500円
入手難易度:3
プレイ人数:3人~4人
プレイ時間:50~60分
タイプ:ボードゲーム
エントデッカーのシステムを使ったタイルゲーム「砂漠の王子」。
タイル運と自分のエリア作成が重要なゲームです。

エントデッカーは海と島でしたが、こちらは砂漠とオアシスです。
タイルには砂漠かオアシスが四辺に描かれています。
場には十字の形をした初期タイルがあります。ここを上限として11×11のタイルが配置できます。
(初期タイルが既においてあるので、実際は置ける数は減ります)
探検家コマ4つ、水2つ、初期タイル1枚を貰ってゲームスタート。
手番ではラクダコマを移動させてタイルを1枚配置します。
ラクダコマの移動は砂漠の茶色ラインならどこまででもいけます。
白いオアシスを超える場合には1手番で1回しか進めません。
タイルの配置は持っている1枚かランダムで引いたものを使います。

配置するタイルは砂漠とオアシスの矛盾が無いように、ラクダコマの隣りに配置します。
配置できない場合は手札として保有します(上限3枚)。
タイルが置けた場合、そのタイルに入って自分の探検家コマを配置できます。

探検家コマは各プレイヤー、微妙に高さが違います。
タイルを配置して行き、オアシスが完成したらオアシスにあるものを獲得できます。
そこに探検家コマが1つの場合はその人が物資1つを取ります。
複数居る場合、高さ順に優先で取って行きますが、一番高い人は水を1つ支払います。




物資は塩、宝石などの点数になるもの、それらの点数を左右するもの、水、ラクダなどがあります。
水はアクションの幅を広げ、ラクダは点数になる物資の保有数を上げます。
ラクダ1頭で物資が2つ保有可能。最初にラクダは2頭います。
水を使うことで追加手番を行ったり、移動制限を無視したり出来ます。

配置するタイルがなくなったらそのラウンドでゲーム終了。
持っている物資の点数を合計して一番高い人の勝ちとなります。

物資の点数は増減できますが、一番低くても点数になるので持っていることが重要です。
保有数を上げるラクダがゲームを通して重要なアイテムになります。
またそういう欲しいものを取りに行くために水も必要になります。

欲しいものが欲しいタイミングで取れるかどうか。
タイル運と水を使った豪快なプレイでアイテムを集めていきましょう。