コロッセウム

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=コロッセウム=

原題:Colosseum
会社:Days of Wonder
発売:2007年
参考価格:8400円
入手難易度:4
プレイ人数:3人~5人
プレイ時間:60~100分
タイプ:ボードゲーム
闘技場経営ゲーム「コロッセウム」。
様々なイベントを経営しながら観客動員数で争うゲームです。

コロッセウムはイタリアのローマにある古代遺跡「コロッセオ」のラテン語読み。
紀元75年にヴェスパシアヌス帝が建築をはじめ、その息子ティトゥス帝が完成させました。
元々はフラウィウス闘技場と呼ばれていたのですが、元々ネロ帝の巨大ブロンズ像(コロッスス)があり、ここからコロッセウムと呼ばれるようになりました。

ゲームでは各自円形闘技場コロッセオを持ち、魅力的なイベントを開催していきます。
5ラウンドプレイし観客動員数の多い人気のイベントや会場を作り上げることが目的です。

盤には各自のコロッセウム(2マス分)と、皇帝や執政官、元老院コマが居ます。
ラウンドの最初はコロッセウムの拡張や皇帝席、定期券など施設投資を行います。また、新しいイベントプログラムを購入するのも投資で行えます。
次にイベントの元となる資産トークンの競り。これはファイターや動物、詩人、建物など多岐に渡っています。
そしてこれらの資産トークンをやりとりする交易を1回ずつ行います。

そして一番重要なイベント開催。
手元に持っているイベントプログラムと資産トークンでイベントを開催します。
プログラムに描かれている通りの資産が全てあれば観客動員数が多いのですが、少なくても開催は可能です。但し会場の広さはイベントにより拡張必須となります。
開催の最初にサイコロを振り、出た目分皇帝や執政官などのコマを動かせます。コマが丁度コロッセウムに到着していたら観客動員数がさらに上がります。
また、資産トークンは同種を沢山持つことでヒーロータイルを貰うことが出来、これによっても観客が増えます。

全員イベントを実行したら、観客動員数分の資金を獲得します。
また、一番観客が多い人には展望席(次の観客が増える)が与えられますが、ビリの人から資産トークンを取られます。




この流れで5回行い、一番「瞬間的に観客が多かった」時の動員数で多かった人の勝ちとなります。
基本的には最後の5ラウンド目が一番高くなります。

常に新しいプログラムを提供することや、皇帝など有名人を招き入れることで高い観客動員数を見込めます。
少しずつ資産トークンを集めながら、自分の作りたい最終プログラムを考えて資産運用していきましょう。