皇帝の影

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=皇帝の影(皇帝の陰)=

原題:Im Schatten des Kaisers
会社:Hans im Gluck
発売:2004年
参考価格:4950円
入手難易度:4
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:60~90分
タイプ:ボードゲーム
ドイツを舞台にした皇帝選出の権力ゲーム「皇帝の陰」。
流れとタイミングと反乱の展開が楽しめます。

プレイヤーは7つの地域に貴族を送り込み、各地域の代表「選帝侯」となり、皇帝を選出します。
その流れの中で名誉を取得して行き、5ラウンドゲーム終了時に最も名誉の高い人の勝ちとなります。

ゲーム中には、マインツ、トリーア、ケルン、ボヘミア、ライン、ザクセン、ブランデンブルクの7箇所が舞台になります。
各国には貴族の配置できるマス、騎士を配置できる砦、城を配置できるマスなどがあります。
また、選帝侯国によって非常に強力な特殊能力もあります。
貴族(15~45歳、男か夫婦)、騎士、城のコマを受け取ります。
初期配置で皇帝を選び、貴族を配置してからゲームスタート。
ラウンドでは、7つのフェイズに分かれています。

配置している城の数で収入があり、配置している貴族全員が10歳ずつ歳をとります。
(45歳の貴族は、ゲームから除外になります)
そして男爵か女子の出産(女子は他プレイヤーに送り込むと、名誉が貰える)。

次にプレイヤーはアクションカードを選択し、その効果を得ます。
カードには限りがあり、貴族の年齢を操作したり、新しい貴族の投入、国の異動などが行えます。
順番に選んでいき、パスをしたら以降選択できません。
この時、新しく皇帝になりたいプレイヤーが反乱のカードを選択することが出来ます。

全員パスしたら、各国の選帝侯を選




びます。

その国に居る貴族、騎士、城の合計で多いほうが選帝侯のマスに貴族を置きます。
貴族は夫婦の場合、2点分になります。選帝侯を続けた場合、奪い取った場合は名誉が入ります。

次に、反乱カードを取得したプレイヤーが居る場合、皇帝選挙が発生します。
選帝侯1人で1票(ボヘミアだけ2票扱い)、アクションカードなどで特殊効果を発揮しながら、数で勝負します。
皇帝側、反乱側、その他勢力にわかれ、その他勢力はどちらに付くか選択します。
勝ったほうに付いたその他勢力には名誉が入ります。
最後に皇帝の特殊能力として、名誉や皇帝直属部隊の配置、資金収入などがあります。

これを5ラウンド繰り返し、一番名誉を持っていたプレイヤーの勝ちとなります。
多くの国で選帝侯になったり、皇帝の名誉を貰うのがメインですが、名誉は賄賂で買ったり、城を作成する事でも入ります。
様々な方法で名誉を集め、各地で暗躍しましょう。