エルカピタン

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＝エルカピタン＝

原題：El Capitan
会社：Z-Man Games
発売：2007年
参考価格：6500円
入手難易度：４
プレイ人数：２人～５人
プレイ時間：７０～９０分
タイプ：ボードゲーム
９つの都市に商館建設「エル・カピタン」。
「タイクーン」のリメイクゲーム。
資金繰りの非常に厳しいゲームです。

タイトルはスペイン語で船長という意味だそうです。
船にのり、あちこちの都市に向かいます。

盤には９つの都市と銀行が描かれています。
都市には商館と砦を作る場所、港があります。
場には移動のためのカード（直通、連絡の２パターン）が置かれます。
ゲームの目的は一番お金を稼ぐこと。元々持っているお金や銀行から借金をして、商館を建てていきます。

ゲームの一番最初に、自分の手元から盤に行くために移動カード（直通）を使います。
このため、最初からお金が掛かります。それ以降、そこからの移動となります。
移動には直通、直通を使った横移動、都市間を安くつなげる連絡の方法があります。カードに書かれている金額を払い、その効果を得ます。
手番では移動（幾らでも）、建設が行えます。
建設は現在居る港に書いてある額を払うことで、その都市に商館を作ることが出来ます。
（商館をある程度作ると、古い商館が破棄されていきます）
商館の変わりに砦を作ることも出来ますが、１都市に２つまでしか建てられません。

プレイ中、お金が足りなくなったら銀行までタダで移動することが出来ます。
借金は２パターンありますが、高く借りるとその分高い利子が付きます。

誰かが商館、砦を使い切ったら清算。
その都市での商館数トップ、２位にお金が入ります。配置されている商館の横の数字が金額になります（２位は半分）。



このため、商館を建てすぎると逆に金額が安くなります。
また、砦を持っている人はそこの２位と同額貰えます（商館数が９都市でトップの場合、１位と同額貰える）。
そして商館を配置している都市数でもボーナスが入ります。

清算が終わったら、配置されているものはそのまま、商館と砦を追加で貰い、同様に続けます。
この清算を３回行ったらゲーム終了。
一番お金を多く持っている人の勝ちとなります。

このゲームの特徴は、殆どどうやっても借金が必要なことです。
また、借金の利息が非常に高い上、延滞をすると更に跳ね上がります。
早めに無借金経営にしてダメージを少なくするか、借金覚悟で各地に商館をばら撒きに行くか。
お金がないと移動すら出来なくなるため、早めに計画を立てるほうがよいかもしれません。