エクスペディション

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原題：Expedition
会社：Queen Games／Ravensburger
発売：1996年
リメイク：2005年
参考価格：5500円
入手難易度：３
プレイ人数：２人～６人
プレイ時間：５０～６０分
タイプ：ボードゲーム
1997年最終ノミネート
世界中を旅して遺跡を集めまくる「エクスペディション」。
３つの探検隊を駆使して世界を駆け巡りましょう。

世界に点在する遺跡、秘境、観光スポットなどが盤に描かれています。
日本もあるのですが、何故か「奈良」。作った人の趣味でしょうか。
（リメイク版は富士山のようです）
ユーラシア、オーストラリア、アメリカ、アフリカ、各地に目的地があります。

プレイヤーは目的地と対になるカードをランダムで数枚受け取ります。
これがゲームを通して、自分の目的地となります。
その目的地の幾つかの場所に、自分の色のチップを置きます。
ここに到達すると点数が更に入りますが、「どこに自分が行きたいのか」ばらす事にもなります。
また、場に共通の目的地として目的地カードを６枚出します。
プレイヤーは自分の番が来たら、矢印コマを置いて探検隊を動かします。
探検隊は矢印コマの先に居ると思ってください。
未出発の探検隊はスタートから。出発している探検隊は矢印の先に矢印を追加することで移動を表します。
このため、分岐するように配置することが出来ません。
（ただし、矢印をループするように作った場合、ループの場所から出すことが出来ます）

盤には遺跡マス、緑のマス、赤いマス、スタート地点があります。
遺跡マスに探検隊が到着したとき、そこの目的地カードを持っているプレイヤーは出すことが出来ます。
また、場にある共通目的地カードは矢印コマを置いた人が取ることが出来ます。
これにより、目的地カードを出すことが「到着した」という証になり、最後の得点に結びつきます。
緑のマスは更に追加で矢印コマをおくことが出来ます。
赤のマスはチケットを貰うことが出来ます。



チケットはプレイヤーの手番時に使うことが出来ます。
これにより、更に矢印コマを置く、先端の矢印コマを排除する、目的地カードを取り替えるということが出来ます。
チケットは１手番に２枚まで使えます。

ゲームを続けていき、１つの探検隊の矢印コマが無くなったらその場でゲーム終了。
また、プレイヤーの最初の目的地カードが全て達成されてもゲーム終了です。
達成した目的地カード、達成したチップの合計が多い人の勝ちとなります。

探検隊は他の人も動かすため、思った方向に動かなかったり、意外と放っておいても行きたいほうに進んで行ったりします。
他の人の動向をみながら、効率よく世界各地の遺跡を回りましょう。