ヴェネチア

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原題:Venedig
会社:Amigo
発売:2007年
参考価格:6000円
入手難易度:4
プレイ人数:2人~5人
プレイ時間:50~60分
タイプ:ボードゲーム
ゴンドラに乗りながら建築計画「ヴェネチア」。
手順とカード運が決め手の配置ゲームです。

ヴェネチアといえば、よくゲームの題材になります。
イタリア半島北部、アドリア海のラグーナ(潟)の上に杭を刺して建物を建てている水上都市です。
ゲームでは幾つか建物はあるものの、まだ殆どラグーナの状態の土地の開拓も行います。

ゲームの目的は建築を行って点数を稼ぐこと。教会、宮殿、広場、家、橋などを作ることが出来ます。
それらに対応する建築カードがあり、建物によって必要枚数が異なります。
手番では建築カードを手札から好きなだけ出します。
この時、プレイヤー全員合わせて必要枚数に達したら建築計画発動。土地が空いていれば作れます。
作るものによって必要な広さが異なり、橋は運河を跨いで配置するような場所が必要です。

完成したら建物に応じて点数が入ります。一番カードを出した人が建築主となり点数をそのまま、他の参加者は半分の点数を貰います。
また、建築場所がプレイヤーのゴンドラが隣接している区画だった場合、ボーナスチップが貰えます。

次にラグーナの開拓。チップを0~2つ引きます。
ボーナスチップ、ラグーナチップには裏にお金が書かれており、このお金は5金で1点になります。
点数を貰ったらゴンドラを先に進めていきます。

手番の最後にカードを1枚引くか、場に無いカードを1枚捨てて場と山札から合計3枚獲得できます。




誰かのゴンドラが60点に到達するか、どれかの建物が使いきられたらゲーム終了。
一番ゴンドラが進んでいる人の勝ちとなります。

カードを出さないと建築できないのですが、下手な枚数を出すと上手く使われてしまいます。
トップ確定の枚数まで出すことが重要ですが、割り切って1枚で少しずつ点数を貰うことも。
そして流れが重要なのが建築の後に来るラグーナ開拓。建築後に行うため、美味しい場所を開拓すると他プレイヤーに使われます。
他プレイヤーの動向を見ながら、助け合いと奪い合いが入り混じるゲームです。高得点をたたき出し、カナルグランデを走り抜けましょう。