アンコールワット

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原題:Angkor
会社:Schmidt
発売:2005年
参考価格:4800円
入手難易度:4
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:20~30分
タイプ:ボードゲーム
密林のジャングルを切り開いてはジャングルに埋まる「アンコールワット」。
開拓の面白さと大変さが交錯するゲームです。

アンコールワットは世界遺産になっているカンボジアの寺院です。
12世紀に作られ、一度放棄されて忘れられ、再発見された経緯があります。
ヒンドゥー教寺院として建てられ、後から仏教寺院になるなど、様々な歴史が刻まれています。
プレイヤーは自分の土地とトラ、泉、仏像コマを受け取ります。
そして土地タイルを5枚受け取り、ゲームスタート。
手番では、土地タイルを配置するか、コマを配置する行為を2回出来ます。
土地タイルは自分以外に配置するジャングル、自分に配置する建物や湖があります。
ジャングルは他人の土地の四隅から伸びているジャングルに接続するように置きます。
建物や湖は自分の土地の既存の建物に隣接(角隣接OK)するように置きます。
土地には1~3点が書かれています。
コマはどこにでも置けますが、一度配置すると動かすことは出来ません。
ジャングルや土地、湖のタイルはすでにタイルがあるところに上乗せ出来ます。
但し、湖、コマの上には上乗せできません。

手番の最後に、土地タイルを5枚になるまで山から取ります。
この時、王女タイルを引いたら引きなおします。




王女タイルが5枚出てきたらゲーム終了。
建物の合計と、コマの点数の合計を足して一番高い人の勝ちとなります。

トラコマはそのコマに隣接するジャングルエリアのタイル数が点数になります。
泉コマは湖、仏像コマは1点の建物が点数になります。

湖やコマは以降ジャングルが伸びてこない為の防御ラインに使えます。
また、ジャングルが非常に伸びてきたら、逆にトラコマで高得点が狙えます。
ジャングルが中央突破してくると建物は壊滅状態になりますが、他人の攻撃をしていると自分の建物を作るタイミングが少なくなります。
タイル引きの運、そして配置と駆け引きが織り交ざるゲームです。