アンギャルド

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原題:En Garde
会社:Abacus
発売:1993年
参考価格:5250円(新版)
入手難易度:3
プレイ人数:2人
プレイ時間:15~25分
タイプ:カードゲーム
2人の剣士の決闘ゲーム「アンギャルド」。
新版は非常に凝ったコンポーネントが魅力のゲームです。

元々は「デュエル」というゲームのリメイク。
ドイツフェンシング協会公認と書いてあります。
フェンシングの読み合い、駆け引きといった要素がシンプルなシステムに盛り込まれている感じがします。

アンギャルド(アンガルド、アンギャ)はフェンシングの基本姿勢。
スタートラインにつま先をつけて構える状態を指します。
アンギャルドなどの用語はフランス語ですが、フェンシング自体はフランス語でエスクリームと言うそうです。
プレイヤーは盤の端から登場します。
ルールはシンプルで、1~5のカードを1枚出し、移動するか攻撃をします。
攻撃は移動歩数で相手に丁度届くときに、攻撃となります。
移動は前に進むか、後ろに戻るか。
相手を飛び越えるように移動したり、盤から出るように後退することは出来ません。

攻撃時には同じカードが複数ある場合、複数枚使うことで連続攻撃となります。
防御側は同じカードを出せば攻撃を避けることが出来ます。
(複数枚攻撃の場合も、同じカードを同じ枚数出せたら回避)
手番終了時に5枚になるように補充します。

写真は新版
攻撃が当たったら1本。5本先取した人の勝ちとなります。
ルールは簡単なのですが、カード枚数のカウンティングを行うと一気に読み合いのゲームになります。
相手の使っているカードから間合いを計り、自分の防御しやすい状態で懐に飛び込むか考えて行きます。
カードの枚数に限りがあるため、中盤からは複数枚攻撃の読みが重要になります。

ルールはお手軽ですが、悩みどころがある。
クニツィアらしいゲームといった感じがします。

新版パッケージ画像