アメンラー

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原題:Amun-Re
会社:Hans im Gluck
発売:2003年
参考価格:?円
入手難易度:5
プレイ人数:3人~5人
プレイ時間:60~90分
タイプ:ボードゲーム
2003年ノミネート
エジプトのピラミッド建設ゲーム「アメンラー」。
資金調達とバランスの良い資材運用が決め手のゲームです。

タイトルのアメンラーは、エジプトの太陽神の名前。
元々、テーベの大気の神「アメン」でしたが「ラー」と一体化され「アメン=ラー」としてあがめられました。
(テーベが首都となった中王国第11王朝=紀元前2000年あたりのこと)
エジプト最大のカルナック神殿、世界遺産第一号のアブシンベル神殿に祭られています。

ゲームの目的は、旧王朝、新王朝の2時代をプレイし、最も名誉を持っていること。
そのためには各エリアにピラミッドを建てていきます。
盤には15エリアがあり、各地に「農耕地」「パワーカード上限」「おまけ収入」などが描かれています。
プレイヤーは1時代に3回、エリア取得を行います。
プレイヤー人数分のエリアカードを最初に出し、スタートプレイヤーからエリアカードにビットしていきます。
他人がビットしている場所には上乗せする必要があります。
他のプレイヤーに上乗せされたプレイヤーは、他のエリアにビットする必要があります。
全エリア、1人になったらそのエリアを各自所有します。

次に各プレイヤー、パワーカード、農民、資材を購入できます。
パワーカードは特殊な効果を発揮するもので、様々な効果があります。
農民はエリアの農耕地に配置でき、収入源になります。
資材は3つでピラミッドが1つ出来上がります。
同じものを複数買うと、数により値段が上がっていきます。




その次にアメンラーへの貢物を決定します。
全員「-3」かお金を握ります。
「-3」を出したプレイヤーは単に3金を持って逃げます。
それ以外のプレイヤーは、貢物が多い順にパワーカード、農民、資材を好きに貰えます(順位が良いほど多い)。
そして全貢物の合計でそのフェイズの農民の収入が変わります。

収入フェイズでは、農民×貢物で決った値が収入になります。
それ以外にも土地により、ただお金がもらえる場所、貢物が低いとお金がもらえる場所などがあります。

3回エリア取得を行ったら時代の終了。
ピラミッドの数、各地にあるピラミッドのセット、ナイルの東西でピラミッドの多いエリア所有などで名誉が入ります。
そしてピラミッド以外は全て取り除き、新王朝をプレイします。

2時代を行い、一番名誉を持っているプレイヤーの勝ちとなります。
パワーカードで名誉が増えたりしますが、あくまで主戦力はピラミッド作成。
新王朝では既にピラミッドのある土地が手に入るので、そのへんが重要に成ってきます。