カイロ

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＝カイロ＝
原題：Cairo
会社：Schmidt
発売：2002年
参考価格：3800円
入手難易度：５
プレイ人数：２人～５人
プレイ時間：３５～５０分
タイプ：ボードゲーム
絶版
ピラミッド作りアクションゲーム「カイロ」。
指先の器用さがキーポイントです。

タイトルのカイロは、英語読みであり、現地語では「カーヒラ」。
ナイル川を挟んで反対側にピラミッドで有名なギザがあります。

目的はナイル川沿いに存在する建築現場に資材を運ぶことです。
資材は３種類。小さい資材、大きい資材、サイコロ資材。
大きいのとサイコロは１人１つずつしか持ってない貴重なものです。

まず、移動用サイコロを振り、船を進めます。
進んだ先のマスが属する左右の建築現場が目的の場所。そこに資材を送り込みます。
建築現場には数字が書いてあり、これが点数となります。送り込んだ資材のポイントが大きい人がこの点数を貰えます。
移動をしたら、送り込む資材を選択します。小さい資材なら３回、大きい、サイコロ資材なら１回だけ。
移動時のサイコロにより、はじく指が決定します。１なら親指、２なら人差し指といった感じです。
６が出たら好きな指を選択して構いません。
はじいた資材が建築現場に少しでも掛かればＯＫ。盤から出たりナイル川に入ったらゲームから除外です。
大きな資材は３ポイント。サイコロ資材は出た目がポイント。
小さい資材は１ポイントですが、入れたときに他の資材があれば、ピラミッドを組むことが出来ます。
３つ、５つ、６つとピラミッドを組むことが出来ます。何段目にあるか、がポイントになります。



移動していき川を上りきったら、今度は川を下ります。
このときくだりラインは早いのですが、失敗している建築現場から資材を引き上げることが出来ます。
手持ちの資材が無くなったプレイヤーから船を引き上げていきます。
盤にいる船が残り１艘になったらゲーム終了。
建築現場に与えている影響ポイントが一番高い人に、建築現場の高い数字。
２番目にポイントが高い人に、低い数字が入ります。
この合計が一番高い人の勝ちとなります。

簡単そうに見えますが、いろいろな指ではじくのは中々難しく、練習をしないと盤から出たりします。
どの建築現場に行くか、というのがそもそもサイコロで決まるので、行った先でベストを尽くすことが重要です。
他人の資材を弾いてもＯＫなので、大きな資材やサイコロ資材はピラミッドを崩したり逆転するのに取っておきましょう。
ピラミッド作成の苦労がにじみ出るアクションゲーム。上手く運べるでしょうか。