カイピラニア

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=カイピラニア=

原題:Kai Piranja
会社:Abacus Spiele
発売:2004年
参考価格:2300円
入手難易度:2
プレイ人数:3人~6人
プレイ時間:15~25分
タイプ:カードゲーム
カード引きの運が全てを左右する「カイ・ピラニア」。
途中から「退くに退けなくて撃沈」という現象になります。

カードには4色の魚が書いてあり、それぞれに「大きい」「小さい」「空腹」の3パターンが居ます。
プレイヤーは場にバラバラに置いてあるカードから1枚めくります。
最初の1枚目は空腹以外はそのまま手持ちに出来ます。
プレイヤーは空腹の魚を引くか、自分でストップして魚を確保するまで幾らでもカードを引くことが出来ます。
引いたカードが同じ色か同じ大きさだった場合、自分の列に追加できます。
違う場合は他人に渡します。渡された人も既に魚が居る場合、列のルールが適用されます。
全員既に列があり、誰も配置できない魚はゲームから除外されます。

ある程度魚がたまったところで「確保」を宣言すると持っている列の魚を安全に取得することが出来ます。
引いているうちに空腹の魚を引いてしまうと、自分の列の魚が食べられます。
空腹の魚と同じ種類の魚まで、列の後ろから次々と食べて行きます。
食べ終わった魚は食べたカードも全てあわせ、場に表向きの状態で置いておきます。
(同じ種類の空腹カードの山は全て纏める)
魚の列がある程度できていき、同じ色の魚が3枚以上揃ったら、それを使って場に居る表向きの空腹カードを取得することが出来ます。




場に居る空腹カードは食べた魚も既に持っているため、釣れたら高得点になります。

文字で書くと非常にわかりづらいのですが、簡単に書くと以下の通り。
・空腹カードを引くかストップするまでカードを引き続ける
・他人の配置できない魚が回ってくる
・ある程度魚がたまったら、場にいる空腹カード山を取得できる

カードを全部取得したら、裏に魚が描かれていないカードを場にバラバラに置いて再度同じことを行います。
このとき、誰かが空腹カードを引いたらゲーム終了。
確保したカードと釣れたカード(空腹カード自体も含む)の合計枚数で多い人が勝ちとなります。

引くカードによって、どうしようも動けない展開が続くことがあります。
序盤では小規模確保も作戦のうちですが、後半は空腹カード山が多くなる為、一発逆転チャンスが出てきます。
上手く同じ種類や大きさを引き続け、長い列を作っていきましょう。