オアシス

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=オアシス=

原題:Oase/Oasis
会社:Schmidt/Days of Wonder
発売:2004年
参考価格:6000円
入手難易度:2
プレイ人数:3人~5人
プレイ時間:50~60分
タイプ:ボードゲーム
砂漠を舞台にしたタイルゲーム「オアシス」。
バランスが重要なゲームです。

砂漠の民となって、各地の特産物を増やして利益を得るゲームです。
盤にはいくつかのエリアに分かれた砂漠が広がっています。

牧草地、草原、石場の3種類の土地、そしてらくだ配置できる場所に分かれています。

プレイヤーにはアクションカードを3枚ずつ配ります。
順番を決めるタイルを配ってゲームスタート。
順番タイルの順に、自分のアクションカードを「見ないで」1枚以上めくります。
1枚めくった場合、2枚補充(見ないで自分の山の下に追加)。
2 枚めくった場合、1枚補充。3枚めくると補充はありません。

順にアクションカードが出揃ったら、スタートプレイヤーから「自分以外の」他人のアクションカードを選びます。
複数毎ある場合はセットで取り扱います。
そして自分の順番タイルを取った相手に渡します。
これにより、早い順番がほしい場合はアクションカードをたくさんだし、価値をあげるという形になります。
(例外として、最後手番の人が最後まで選ばれないと、自分の出したカードを選択することになります)

アクションカードには、次のパターンが書かれています。
・土地タイル(1~2枚分)
・物産タイル(1~2枚分)
・らくだ(2~3らくだ)
・カード補充(3枚)




カード補充はアクションカードを即座に補充できます。
らくだカードを引いた場合、中央を走るキャラバンルートに同数のらくだを配置できます。
既に配置したらくだと隣接している必要はありませんが、一番大きい群れが得点となるため、寄せたほうが良いと思います。

土地タイルは、牧草地、草原、石場を広げることが出来ます。
(既に盤に書かれている場所は最初に隣接した人のボーナスみたいなものです)
他人の同様土地と隣接することは出来ないため、よけるように配置してください。

物産タイルは、土地タイルに対応する物産が書かれています。
土地タイルよりも出現率が少ないため、貴重になっています。
・牧草地=馬
・草原=オアシス
・石場=石材
・らくだ=運ぶ反物(?)
タイトルにもなっているオアシスの物産タイルはゲーム中の登場数が少なくなっています。
物産タイルを受け取ったら、オープンにする必要はありません。

また、最終手番の人にはボーナスとして、土地タイルが1枚入ります。
これにより、1位←→最終手番、のような極端なアクションが有利となってきます。

以上の流れを何かのタイルが無くなるまで繰り返して、点数計算。
計算方式は、
土地タイル(らくだ数)×物産タイル
これをもっている全ての土地分行います。

土地タイルが非常に多くても、物産タイルがないと少ない得点となります。
その逆も言えます。
いくつかの絞った土地とその対になる物産に集中し、バランスよく取ることが高得点への道です。

序盤は他人と接触しないよう、ゆるやかにゲームを進め、後半はタイルで牽制しあい。
ただし、エリアがそもそも分断されているので、全面対決には成らずにゲームが終了します。

ちょっとほのぼのとしたタイル配置ゲームです。