ボーナンザ

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原題:Bohnanza
会社:Amigo
発売:1997年
参考価格:1800円
入手難易度:2
プレイ人数:3人~5人
プレイ時間:40~60分
タイプ:カードゲーム
1997年ノミネート
豆収穫カードゲーム「ボーナンザ」。
交渉と妥協とカード運が入り混じるゲーム展開です。

プレイヤーは豆農園を経営します。
畑は2面。ここに豆を蒔いて収穫していきます。
(3人プレイ時は最初から畑は3面)
この時、重要なのは手札の順番です。

手番では、手札から1枚、畑に豆を蒔きます。
必要であれば、もう1枚蒔けます。
手札から出す時は、一番古いカードから出すルールになっています。
豆カードには、そのカードの枚数(6~20)の数字と、点数にする枚数が描かれています。
枚数が多いカードは点数にする時に大量に豆が必要です。
枚数が少ないカードは少量で点数になります(6枚だと2枚で2点、3枚で3点)。

豆を蒔く時に畑が足りなくなったら、既存の豆を収穫する必要があります。
この時、2枚以上出していないと収穫が出来ず、点数になりません。
このため、同じ種類の豆を集めていく必要があります。

手札から出した後、山札から2枚をオープンします。
そして手番プレイヤーを基点に交渉を行います。
手番プレイヤーはオープン2枚と自分の手札を材料に、他プレイヤーと交渉を行います。
多対多の交渉や、あげるという交渉もOKです。この交渉時は手札のどこにあっても構いません。
交渉でやり取りをしたカードは全てその後、畑に蒔きます。




そしてカードを3枚補充して手番終了。
手番中、好きなタイミングで畑を1面だけ追加する事も出来ます。

山が無くなったら、捨てたカードでシャッフルして再度山を作ります。
これで3山プレイしたらゲーム終了。
持っている点数の多い人の勝ちとなります。

ポイントは、プレイしていくとカードが減っていく事です。
点数はターラーという単位で、カードをひっくり返して表現します。
よって、点数化された種類の豆は枚数が減って行きます。
高得点の豆ほど、後半になると集めるのが難しくなります。

非常に面白いゲームで、拡張や横展開も活発に行われています。
交渉と運の豆蒔きゲーム。上手く集めて、大きく収穫してください。