アッティカ

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原題:Attika
会社:Hans im Gluck
発売:2003年
参考価格:5500円
入手難易度:3
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:55~65分
タイプ:ボードゲーム
建設コストの妙で建てまくる「アッティカ」。
引き運と共に、他人を妨害する配置も重要です。

タイトルのアッティカは、ギリシャにある地名です。
首都のアテネがある半島付近をさし、様々な歴史に登場する場所です。

ゲームの目的は自分の全ての建物を建てるか、2箇所の神殿を自分の建物で繋ぐことです。
プレイヤー人数により、初期配置の土地タイル数は異なります。
ヘックス6マスの土地タイルを初期配置し、その隅に神殿を置きます。
プレイヤーには建築コスト表と建築チップを配ります。
建築チップは基本となる黒、その他の白があり、白は3つの山にします。
そしてコストカード(4種)を配り、ゲームスタート。
手番では、建築チップ山から引いて配置を2回やるか、コスト表に配置した建築チップの建設を3回やるのどちらかを選択できます。
建設には必要なコストがあり、土地タイルに描かれていれば軽減できます。
足りない分はコストカードで支払います。コストカードは任意の2枚で他の種類に代用できます。
配置できない、配置したくない場合はコスト表に置きます。
山から引く、建設を途中で止めて残りの回数をコストカード取得にも回せます。
(途中で止める為、良いカードを引いたから残りもう一度建築、みたいな事は出来ません)

また、一番重要なことですが、コスト表にある矢印の元が建設されていれば、その隣接場所に矢印先の建物をただで建てることが出来ます。
これにより、基本となる建物を作り、後はタダで作る、というプレイになります。
(首都の建築チップは6つもタダで作れますが、逆にいうと置く場所を気をつけないと埋まります)
道の建築チップはどれから置いても構いません。




建築チップの山が1つ無くなると、無くなったプレイヤーは土地タイルを増やせます。
建築をしていき、1つの体系全てを置いたら、壷を貰えます。
壷は建築やチップを引く回数を1回増やせます(使い捨て)。

目的の条件を誰かが達成したらゲーム終了。達成した人の勝ちとなります。
建築物がドイツ語で書いてあるため、絵でしか何を表しているのかわかりませんが、建築順番を気をつけながら配置していくことが重要です。
序盤は建築チップを捲っていき、置けるならすぐ配置する。
中盤以降は勝利条件を考えつつ、どんどんタダで配置していく流れになります。
文字で書くとわかりづらいのですが、一度プレイしてみると簡単です。
効率よく建築していき、神殿と神殿を繋げましょう。