東京都高校学校ボードゲーム連盟_フレンドリーマッチ
【2020年11月1日】
コロナウィルスが収束しない2020年。様式を変えて生活や活動を続けていく状況になってきましたが、ボードゲーム連盟もこの状況に対応すべく、2020年は大会ではなく人数を絞ったフレンドリーマッチという形をとりました。
今回はその取材に行った内容です。
会場は「日本学園中学校・高等学校」の講堂。2019年の選手権大会もこちらで開かれました。
感染症対策ということで、マスク着用、人数限定、卓間を広くとった形になっています。
なかなか難しいご時世ですが、連盟の運営方針もかなりきっちりと対策をしています。
参加した高校は以下の通り
・中央大学杉並高校(思考ゲーム研究会)
・東京実業高校(卓上遊戯研究同好会)
・日本学園中学校・高等学校(モノポリー部)
・朋優学院高等学校(ボードゲーム同好会)
・堀越高校(非電源ゲームゼミ)
・武蔵高等学校中学校(卓上遊戯愛好会/総合講座(総合学習)卓上遊戯研究:有志)
今回は大会という形ではなく、一応ゲームなので順列はあるものの、フレンドリーマッチという形になっています。
プレイしたのは「カタン」「カルカソンヌ」「モノポリー」の3種目。
待機エリアとプレイエリアの間には消毒液もあり、会場となる建物のあちこちにも配置してあります。
プレイは白熱していますが、発言をなるべく控えた静かなプレイスタイルになっています。そして真剣そのもの。
時間も短く切っているため、平行でプレイしていましたがカタン2回分でフレンドリーマッチは終了となりました。先生からの総評、草場さんの宣言を持って大会の締めとなりました。最後は生徒さんみんなで片付け。こういう良い雰囲気が今後も続けていただければ、と思います。
難しいご時世となりましたが、それでもボードゲーム という媒体を通して人と人が交流できれば、という可能性を色々模索しているイベントとなりました。生徒さんたちもルールを丁寧に守り、静かに盛り上がりつつゲームをプレイする場を尊重する姿勢を示していたのが好印象でした。
もうしばらく難しい時代が続くと思いますが、こういう時代に対応しつつ新しい文化が続いていくことを願っております。
連盟のサイトはこちら:https://boardgametokyo.wordpress.com/