【ガルム】

古代ローマで使われていた調味料、ガルムを題材にした、タイル配置ゲーム。3人プレイは紛れもあっていいバランスでした。

原題：Garum
作成：PYTHAGORAS
発売：2019年
プレイ人数：2〜4人
プレイ時間：20〜45分

ガルムの作り方には諸説ありますが、魚の内臓を使った調味料（魚醤）です。ちなみに作成中はすごい匂いがするそう。このゲームではタイトルこそガルムですが、タイル配置のエリア確保系ゲームになっています。

タイルを配置する場所が決定され、その4マスに対し、各プレイヤーがタイルを配置します。ちなみに3人プレイは親手番の人が「いないプレイヤー色のタイル」を配置するんですが、これがいい塩梅のキモになってる。

タイルにも4マスあり、色で分かれています。この色を列、行で見て数を獲得していく感じになります。なので1タイルで最大2マス確保。1手番で最高2タイルなので、合計4マス確保できますが、そううまくはいかない。ただ他の人が「それを置くしかない」っていう状況でごっつぁんすることもあるのがこのゲームの特徴です。

こんな感じで規定エリアを配置したらゲーム終了。ちなみに行、列に「自分はここを得点します」と早い者勝ちで宣言するんですが宣言したのに自分のマスが少ないと逆にマイナスになります。なので他の人が宣言し始めると、率先してそこに置かなくなってくる。

プレイ自体は簡単なんですが、かなりシステムチックな上、タイル運や流れに左右されるゲームでした。