ダンジョンヒーローマネージャー
【ダンジョンヒーローマネージャー(完全日本語版)】
ダンジョンを攻略する冒険者をコントロールしながら、実のところはお金を稼ぐというファンタジーのお約束を変則的に使った運営ゲーム。
原題:Dungeon Heroes Manager
会社:アークライト(日本語版)
発売:2016年
プレイ人数:2人~6人
プレイ時間:60~90分
ゲームの流れとしては、冒険者を酒場で雇う、建物で買い物したり強化したり、そしてダンジョン攻略に向かうというもの。
オーソドックスな攻略ゲームではあるのですが、ゲームの目的は冒険者を使ってお金を稼ぐこと。
ちなみに冒険者にはダンジョンを攻略してお宝を持って帰ってもらいたいのですが「生きて帰ってきた人には報酬を払わないといけない」。
しかも冒険者は毎ラウンド仲間にしなければいけない上、同時に保持できる数が決まっています。
・・・あー、えー、大変言いづらいことですが、そこそこ頑張ってダンジョンは攻略してもらいたいのですが、全員元気に帰ってこられると、払わないといけない給料が多いわけです。
ちなみに戦闘ルールは各キャラクターにサイコロを配置し、「遠距離」「魔法」「近接」「必殺」と循環して戦うシステム。慣れるまでは割とワタワタとしますが、結構面白いシステムです。
2人でプレイしたので、ゲームは5ラウンド。
一番最初のラウンドは良く分からなかったので適当にダンジョンに攻め上って全滅。
次のラウンド以降は多い冒険者で攻略するも、冒険者が殆ど生き残るから出費も大きい。
最終ラウンド、冒険者も、冒険者が持っている装備やマジックアイテムも取り揃え、一番難しいダンジョンへ。
ダンジョンは3階層あるのですが、1、2階層目は本当に瞬殺余裕。ラストダンジョンでボスは出てきますが、提督も瞬殺していたし、どれくらいのものが出ても大丈夫。逆にこちらを減らす方が大変。
そこそろこちらもやられつつ、苦戦しつつ、最後に勝てればいいなーと思っていたら、
アンデッドドラゴンとゾンビが出てきて、しかも防御方法を間違えて2戦闘で全滅。
欲にまみれた経営者の無残な最期でした(そのせいで全滅した冒険者の方が被害者ですが)。
ということで、ばっちり全滅して負けました。
冒険ゲームと運営ゲームと、その間のちょっとブラックな雰囲気を味わえるゲーム。ファンタジーも世知辛いものです。
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