ラスコー

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=ラスコー=

原題:Lascaux
会社:Phalanx
販売:2007年
参考価格:4500円
入手難易度:3
プレイ人数:3人~5人
プレイ時間:25~35分
タイプ:カードゲーム
競りで壁画を集めていく「ラスコー」。
取得方法が競りとバッティングのシステムになっています。

タイトルのラスコーはワインで有名なフランスのドルドーニュ地方にある洞窟です。
世界遺産のアルタミラ洞窟と同じく、先史時代のクロマニョン人が作ったものとされています。
牛、馬、ヤギ、鹿といった動物や人間が多数描かれています。

ゲームでは貝のお金を使って競りを行い、壁画を集めていきます。
ちなみにお金のコンポーネントは本当に貝です。
こういう雰囲気のあるアイテムはゲームを盛り上げます。
まず最初に競りに出てくる壁画カードを捲っていきます。
カードには動物の絵と、色の付いた手が2パターン描いてあります。
手の色は6色あり、全てのパターンの色が出るか、7枚になるまで出します。

次に自分がどのカードを欲しいか、手の色のチップで裏向きに賭けます。
同じ色が複数のカードに渡っている場合、複数枚取得する事も出来ます。

全員チップを出したら、お金を使って競りを行います。
前のプレイヤーより高いお金を積むか、降りるかしていきます。
降りた人は場に出ている全てのお金を受け取り、ラウンドから除外されます。


この流れで残り1人になるまで競りを行い続け、最後まで残っていた順番にチップを捲っていきます。
自分がチップで指した色の手があるカードは全て持って行くことが出来ます。
ここでバッティング要素があるので、他人のねらい目から外れるように賭けることで、競りで負けてもカードを取得できる、という状態も起こります。

山札が無くなるまでプレイしたらゲーム終了。
集めたカードのうち、動物の絵を確認して行き、その動物の絵の数がトップだったらその枚数が点数になります。
また残ったお金は6金で1点となります。
これらを合計して一番高い人の勝ちとなります。

競りとバッティングなのですが、重要なのは他の人と被らない絵の収集。
上手いこと楽に集めて、洞窟を絵で埋めていきましょう。