ミッション:レッドプラネット

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=ミッション:レッドプラネット=

原題:Mission:Red Planet
会社:ASMODEE Editions
参考価格:6300円
入手難易度:2
プレイ人数:3人~5人
プレイ時間:50~60分
タイプ:ボードゲーム
火星における利権争いのゲーム「レッドプラネット」。
とにかく人を送り込んで、鉱物資源の利権を得ていきます。

10箇所のエリアに分かれた火星。
(うち、内地は3箇所)
このエリアに一番住民を送り込んだプレイヤーがその土地の権利=そこで出る鉱物の取得が出来ます。

ターンは10ターン限定。
5、8、10ターン目で点数計算が入ります。
逆にいうと、このほかのターンでエリアのトップとなっていても、得点には結びつきません。

火星に向かう宇宙船は人数分(3人でやったので、3つ)。
宇宙船にはあらかじめ定員と目的地が書かれています。
(最初の乗組員が目的地を自分で決定してよい宇宙船もある)
定員は2~5。乗り込んだ人数が定員に達したら、宇宙船は出発します。

プレイヤーは9種類の役割のカードを選択することで、住民を宇宙船に乗せます。
役割によって色々ありますが、それは後ほど詳しく。

ゲームの順番としては、
1.宇宙船配備(人数分の宇宙船になるように配置)
2.役割カードを選ぶ
3.役割の順番でプレイ(宇宙船搭乗)
4.火星到着
5.特定のターンでは鉱物入手

最初にそのエリアに人が入ったら、そこで出てくる鉱物が確定します。
価値の低い氷、価値の高い鉱物(2種類)が出てきます。

鉱物の入手時には、そこで一番住人が居るプレイヤーに入ります。
1~3点の鉱物があり、ターンごとに出現枚数が違います。
5ターン=1枚
8ターン=2枚
10ターン=3枚
最後のターンで3点の鉱物エリアを持っていれば、9点入る計算です。

役割カードの中で、科学者というカードを使うと、特殊なカードを得ることが出来ます。
特殊カードは2種類。
・ボーナスカード(10ターン後に条件を満たしていると得点)
・発見カード(特定のエリアに対して効果を発揮する)

最終ターンで得点を計算し、一番多い人の勝ちです。

役割カードは9種類。
基本的には一度出したカードは手に戻すまで使えないので、プレイが進むごとに選択肢が狭まっていきます。
また、書いてある番号順にプレイ(搭乗)が決まるので、ほかの人に先に宇宙船に乗られてしまい、乗れる宇宙船が無くなるといった事態も発生します。
全てはこの役割を選択することで決まります。
役割カードによって、搭乗員数と乗せ方、特殊効果が違います。
出した役割カードを手に引き取るもの、他人の宇宙船の行き先を変えるもの、出発していない宇宙船を破壊するもの。
他人がどの役割を出すかによって、自分が選択した役割カードが意味をなさない場合もあります。
(乗ろうと思った空いている宇宙船が爆破されたとか)










基本的に火星に到着した住人は移動しません。
(移動させる役割カードが1種類あるだけ)
よって、行きたい所に向いている宇宙船に人を乗せて、出来ればとっとと発射させる(定員に達した)ことが重要です。

プレイしてみると、ポイントは2点。
・行ったエリアの得点が高いこと
・役割カードの順番で損をしないこと

他人に裏をかく戦術が問われるゲームです。