香港

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=香港=

原題:Hong Kong
会社:Piatnik
発売:1998年
参考価格:?円
入手難易度:5
プレイ人数:2人
プレイ時間:15~25分
タイプ:ボードゲーム
絶版
クニツィアの2人用コマ配置ゲーム「HongKong」。
シンプルですが、運の要素の無い戦略ゲームです。

テーマは、高層ビル群を作っていき、その所有数を争うものです。
プレイヤーは5×5マス、合計25マスの盤にコマを配置していきます。
コマは3種類。通常コマ、屋根コマ、高速建築コマ。
手盤では、通常コマか屋根コマを配置することが出来ます。
また、手盤の配置の前に、高速建築コマを置くことも出来ます。
屋根、高速建築は両方とも5つあります。重要なところで使いましょう。
配置ルールは少し複雑です。
空き地の場合は、どのコマも配置できます。
また、自分のコマの上に乗せることも出来ます。
建てられる最大コマ数は5つまで。屋根の上には置けません。

相手プレイヤーのコマが置いてある場所に配置する場合は以下のルールになります。
「上下左右どこかで隣接するマスに自分の所有ビルがあり、上乗せしても自分所有ビルの高さを超えない」
文字にするとわかりづらいのですが、例えば相手のビルが3つコマが乗っている場合、隣接場所に4つ以上のビルがあったらOKです。
屋根で上回っている場合、屋根しか置けません。


誰が所有しているか、という点は一番上のコマだけしか見ません。
沢山置いたとしても、上手いこと上に置かれたら取られます。
取られない為には、5つ分の高さにするか、上に屋根を置く必要があります。
相手のビルより上に行く為、高速建築を使って更に配置という手でダイナミックに状況が変わります。

全ての通常コマと屋根が使い切られるか、25マス全てが埋まったらゲーム終了。
マスを支配している数が多いほうが勝ちとなります。

配置ルールは若干難しいのですが、一度理解すれば簡単。
一手が非常に重要になる、クニツィア作ならではのゲーム展開が楽しめます。