プエブロ

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=プエブロ=

原題:Pueblo
会社:Ravensburger
発売:2002年
参考価格:5800円
入手難易度:2
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:50~60分
タイプ:ボードゲーム
2002年オーストラリアゲーム大賞大賞
目立たないように建築する立体ブロックゲーム「プエブロ」。
配置した後のほかの人の動向が気になるゲームです。

タイトルのプエブロは、アリゾナ~ニューメキシコあたりに居た民族の名前。
スペイン人がスペイン語で「町」という意味でつけたようです。
パッケージにもあるような、日干し煉瓦で造った集合住宅が特徴的な民族です。

プレイヤーは建築士となり、ブロックを積み上げていきます。
ブロックは、自分の色のブロックと、共通の茶色のブロック。
2つ組み立てると、2×2×2の形になるようになっています。

手番では、ブロックを配置して白いコマを動かし、点数を数えていきます。
白いコマは1~4歩時計回りに移動します。そしてその列から見える色に対し、点数をつけます。
1段目は1点、2段目は2点・・・前に他の色があった場合は、後ろは点数になりません。
また、四隅に到着した時は、その隅のブロックを上から見て、見える色が点数になります。
この点数が、ゲーム終了時点で少ない人の勝ちとなります。

白いコマは建築を支持したクライアントで「変な色が無いほうが良い」のです。
よって、変な色が見える分だけ減点材料になります。
白いコマの列から見えてなければいいので、また回ってくる間に他のブロックで見えないようにしましょう。
全員がブロックを置いたら、ゲーム終了。




全ての列の減点を更に加算して、一番点数が低い人の勝ちとなります。

序盤は中央に置くとマイナスが入りやすいのですが、後半になると隠してもらいやすいという特徴があります。
また、高い位置にあるブロックはそれだけで非常にマイナスになります。
出来上がってみると、モザイクのように色が入り混じった混沌状態になります。
ブロックの形が面白いため、上手いこと置けたり置けなかったりします。
置き方ひとつが非常に悩ましいゲームです。