フィジー

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=フィジー=

原題:Fiji
会社:2F
発売:2005年
参考価格:3800円
入手難易度:4
プレイ人数:2人~5人
プレイ時間:20~30分
タイプ:ボードゲーム
干し首集めのバッティング競りゲーム「フィジー」。
集めるか集めないかはその都度異なるシステムです。

干し首は中南米ヒバロー族。フィジーは南太平洋の島国です。フィジーでは干し首文化は無かったと思いますが、交易ルート上だったのでしょうか。
ゲームではフィジー原住民が持つ干し首を獲得するため、宝石(に見せかけたガラス球)で交渉をしていきます。
ちなみに負けた人は干し首にされる、と書いてあります。
余談ですが、プレイ人数や年齢を表す箱のマークもテーマにあわせています。

ゲームでは宝石4種類を使い、これらを集める(または集めない)ことで条件を達成していきます。
4ラウンドを行い、干し首を集めることが目的です。
ラウンドの最初に、宝石カードが提示されます。
これの位置により、どの宝石を沢山もつ、またはもっていない人が勝ち、といった順位条件が決まります。
また、そのラウンド中の交渉ルールカードも決まります。
交渉ルールは2対のカードによって決まります。どの色の宝石を多く持つ人が、どの宝石を貰う、といったルールが4セット並んでいます。

全員、宝石を1~4つ握り、一斉にオープン。ルールに従って宝石を増やしたり減らしたりします。
これを3回行い、ラウンド終了。持っている宝石を全てオープンし、そのラウンドの順位条件により宝石を数え、トップから人数マイナス1つ分の干し首を獲得していきます。

4ラウンド行い、一番干し首の多い人の勝ちとなります。

選択は宝石を1~4つ握ることのみ。但し握った数が同数トップだったら権利が次の人にいきます。




これにより読み合いが発生し、突っ張るのかそこそこでいいのか悩ましい選択になります。
交渉ルールが2枚セットで表されるため、最初はピンと来ないかもしれませんが、そこも含めて交渉の難しさなのかもしれません。