パレ ロワイヤル

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=パレ ロワイヤル=

原題:Palais Royal
会社:Hans im Gluck
発売:2008年
参考価格:4200円
入手難易度:3
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:60~90分
タイプ:ボードゲーム
バランスと手順構築のゲーム「パレロワイヤル」。
欲しいタイルは他人より早く取ることが重要なゲームです。

タイトルはパリにある王宮の名前。
元々はルイ13世の宰相であるリシュリューの城館でしたが、死後にルイ14世が移り住み、王宮としての名前「Palais Royal」がつきました。
ゲームにはポンパドール夫人(ルイ15世の公妾)も登場します。

盤上には庭園があり、ここに貴族タイルが配置されています。
また、パレロワイヤルの部屋を表す大きなタイルが9枚置いてあります。
部屋は門を中心に、様々なものがあります。
そこに召使コマを配置することで、その効果を得ていきます。
名誉の門では召使コマを新たに門に投入できます。
階段室では召使コマの移動力が貰えます。
他にお金が貰える部屋、紋章が貰える部屋、貴族タイルを買う権利が貰える部屋、特権カードが貰える部屋などがあります。

プレイヤーは自分の手番で召使コマ投入、移動、貴族タイルの購入といった一連のアクションを行います。
各部屋でコマが最多の場合、ボーナスが貰える部屋もあります。

貴族タイルの購入ではお金や2種類の紋章が必要です。
このタイルを買うことで名誉ポイントを手に入れます。
名誉ポイントだけの貴族タイルもありますが、召使コマ投入や移動力がアップするものもあります。

貴族タイルの残り枚数が12枚になった次のラウンドでゲーム終了。
一番名誉ポイントの多い人の勝ちとなります。




貴族タイルや単発的に効果を発揮する特権カードで自分の召使コマの運用を強力にしていくのがゲームの中盤までの目的です。
召使コマの総数が絶妙な数になっているため、召使コマの投入&移動力のためにどれくらい割けるかが肝です。
また、貴族タイル購入時に召使コマを庭園に配置してボーナスを得るといったものもあります。

何かに特化していくか、バランスよく総合力を上げていくか。
限られた召使コマを駆使して上手く運営していきましょう。