バス
＝バス＝
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原題：Bus 会社：Splotter Spellen 発売：1999年 参考価格：？円 入手難易度：５ プレイ人数：３人～５人 プレイ時間：１４０～１８０分 タイプ：ボードゲーム 絶版 |
| タイトル通り、バスの運用をテーマにした「バス」。 運の要素が殆ど無いゲームです｡ プレイヤーはバス運行会社となって､人を運ぶことが目的となります｡ 限られた手番（２０アクション）内に一番人を運んだプレイヤーが勝ちとなります。 このゲーム､対象年齢が14歳以上､とあまり聞いたことのない設定がされています｡ また、盤に書かれている地名が殆ど「なんかのボードゲーム」という凄い状態。 大賞を取ったり､昔から有名なゲームなど､しれっと地名になっています｡ （商標やら著作権は大丈夫なんでしょうか） この点だけでも､このゲームを見る価値はあると思います｡ アイテムは以下の通り｡ ・盤（駅、道、交差点がある。地名が怪しい） ・道コマ（まっすぐのコマ。５色、多数） ・アクションコマ（四角いコマ。５色、２１個） ・得点マーカー（薄い円錐。５色） ・アクション盤 ・目的地チット（家、職場、酒場） ・時空停止コマ（５個） ・スタートプレイヤーマーカー ・時間指定コマ ゲームの手順は以下の通り｡ 1.アクション盤にアクションコマを置いて行動宣言フェーズ 2.宣言された行動をプレイするフェーズ 盤には以下のシンボルがあります｡ ・駅（２箇所） ・路線、交差点 ・交差点に目的地を置く予定のスペース（Ａ～Ｄ） アクション盤で選択できることは､以下の通り｡ ・路線を延長 ・バス増設（１人しか選べない） ・客を増やす ・目的地を増やす ・時計（１人しか選べない） ・バス運行 ・トッププレイヤー取得（１人しか選べない） （アクションのプレイもこの順番） 初期準備は以下の通り｡ ・適当な方法でスタートプレイヤーを選択 ・目的地を１人１つずつＡマスに配置 ・路線をスタートプレイヤーから１つずつ配置 ・路線を逆周りに１つずつ配置 ・各プレイヤー、アクション盤のバス増設にアクションマーカーを１つずつ配置（所持バス数を表す）
持っているバス数（初期は１台）の路線を延長することが出来る。 但し､アクションコマを2番目に配置した場合､配置数がマイナス1｡ ３番目に配置した場合、配置数がマイナス２・・・と減っていきます。 配置順番はアクションコマを置いた順番の逆順｡ バスの路線は一筆書きになるように配置しなければならない｡ 他人の路線がある場合は､乗り入れられない｡ （他にいくところが無い場合、または他人の路線が末端の場合、並行することが出来る） ・バス増設（１人しか選べない） 1 ターンに1人しか選択できない｡ バス数は殆どのアクションに関わるので重要｡ 但し､バス数が単独トップの人は配置することが出来ない｡ ・客を増やす 客を駅に置くことが出来る（配置順、配置数は路線と同じ方式）。 駅は2箇所で分割しておいても構わない｡ このゲームは新規の客は駅からしか出てこないため､駅に路線が繋がっていることが非常に重要｡ ・目的地を増やす 目的地を置くことが出来る（配置順、配置数は路線と同じ方式）。 目的地の種類は「家」「職場」「酒場」の３種類。 配置できる場所はＡ～Ｄと書いてある場所。 Aが全て埋まるまではAしか配置できない｡以降も同様のルールで配置｡ 自分の路線は関係なく､好きな場所に置ける｡ ・時計（１人しか選べない） 置いた人は「時間を止める」ことを選択することが出来る。 止めない場合､時間は「家」→「職場」→「酒場」→「家」・・・と変化していく。 （このゲームの世界ではこの時間帯しかない） 止めることを選択すると､ペナルティとして時空停止コマを受け取る｡ 最後にマイナス1点となる｡ この時空停止コマが5個全てなくなったら､いきなり終了条件となる｡ ・バス運行 持っているバス分､運行することが出来る｡ 順番はアクションコマを配置した順｡ 客のコマを今の時間が指している「目的地」に運ぶ。 目的地には1箇所1客しか入れない｡ （客が居る交差点に目的地があった場合、バスに乗らずに入ってしまう） ここで運んだ客が1人1ポイントとなる｡ どんなに良い路線を作っても､バスを運行させないと点数にならない｡ また､客の有無と目的地がかみ合わないと､運行しても点数にならない｡ ・トッププレイヤー取得（１人しか選べない） 次のターンのトッププレイヤーとなれる｡ アクションコマの配置順によって配置数が変わるものが多いため､非常に重要｡ 時空を止めすぎてゲーム終了､もしくはアクションコマが無くなったらゲーム終了｡ このときに一番得点の高い人の勝ちとなります｡ 全ての行動がアクションコマで制御されています｡ 順番､配置､戦略｡ 運の要素が無いゲームです（最初の順番決めのみ）。 地道な路線延長と目的地の分散化､客の抱え込みがポイントです｡ それにしても､ バス1台で客1人しか乗せられなかったり､ 時間が3種類しかない上､バスによっては前と別の家に客が運ばれたり､ いきなり時間が止められたり､ 突っ込みどころ満載のゲームです｡ |
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