バケツ消防士

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=バケツ消防士=

原題:Bucket Brigade
会社:Face2Face
発売:年
参考価格:3500円
入手難易度:3
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:20~40分
タイプ:ボードゲーム
駆け引きと流れのゲーム「ばけつ消防士」。
「はちみつくまさん」のリメイク。
手札のカードの運用が全てを左右します。

ビルの火災を消そうと頑張る消防士をテーマにしたゲームです。
ただ、この消防士たち、バケツ持ってはしごで上がっていきます。
どれか1人の消防士がビル頂上までたどり付いたら点数計算を行います。
何色かの消防士コマがビルのしたにセットされます。
プレイヤーにはカードが配られ、順番に1枚ずつ出していきます。
カードの種類は「走る」「歩く」の2種類。これに各色+ジョーカーの色があります。
走るは2歩、歩くは1歩分、ビルを上っていきます。

ビルには得点が書いてあります。中腹あたりまでは「マイナス1」。
以降、0、1、2とあり、頂上が最高の3になります。

ゲームが進んで行きどれか1つのコマが頂上まで行ったらラウンド終了。
頂上までもって行ったプレイヤーに6点入ります。


後は手元に残ったカードにビルの得点をかけていきます。
歩く1枚は×1、走るは×2となります。
歩くが2枚セットだと×5になります。
(歩くは1ペアで×5のため、3枚だと×6となります)
コマがマイナスの場合、点数が減ります。

何ラウンドか行い、この点数の合計が一番高かった人の勝ちとなります。
自分が沢山カードを持っているコマの色は高得点が狙えますが、逆に言うと他のプレイヤーはあまり持っていないため、梯子を上っていきません。
ジョーカーなどを使ったり、他の人の様子を見ながら進めていきます。
「走る」よりも「歩く」2枚の方が高得点を狙えるので、歩くが2枚手元にあったら取っておくと良いかもしれません。

カードを使わないとマイナスになる可能性があり、使ってしまうと得点の元を手放す事になる。
何とも悩ましいゲームです。