ハウラック

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=ハウラック=

原題:How-Ruck!/Heave Ho!
会社:kosmos/Rio Grande
発売:2002年
参考価格:3500円
入手難易度:3
プレイ人数:2人
プレイ時間:30~40分
タイプ:ボードゲーム
コスモスの2人用カードゲーム「ハウラック」。
綱引きをシステム化した、簡単なゲームです。

「ハウラック」は綱引き時の掛け声だそうです。
ドイツ語で翻訳したら「方法ジャーク」と出てきたのですが、これはなんでしょうか。

盤には綱がかかれ、両端に各3人の綱引き人を配置できるようになっています。
3人の場所には色が書かれていて、初期メンバーとして2の力の人が描かれています。
綱引きの様子はどれだけ引けたかを表すゲージがあり、そこに樽を置いて表現します。
綱引きに勝つとこの樽が貰えます。5戦中、先に3戦勝ったほうの勝ちとなります。

まず、チーム分けを行います。
両プレイヤー20枚ずつのカード山を受け取り、掛け声と同時に2枚捲って自分と相手に振り分ける、というのを繰り返します。
先に終わったほうがストップ宣言を行い、相手が終わってない場合、相手の残り山を決定できます。
相手も同時進行で選んでいるので、カードがものすごい偏るといった状況がなくなります。

チーム分けが終わったらゲームスタート。
手札から1枚、自分か相手に綱引き人のカードを置きます。この時、同じ色の場所にしか配置できません。
色が白になっているカードはどこにでも配置できます。
配置したカードに「ハウラック」が書いてある場合、綱引き判定が行われます。
数字を合計し、多いほうに多い分だけ樽を移動させます。
怪力女性やネッシーなど、非常に強力なカードもあります。
また、特殊カードが色々なパターン存在します。
綱が切れてやり直し、力が弱い方が有利、指定した数字のカードが帰ってしまう、などなど。
カードをプレイしたら、自分の山から1枚取ります。
これを繰り返し、樽がラインを突破するか、カードがなくなるまでプレイします。

綱引きっぽく出来ているのか、先行逃げ切りが非常に有利です。
一度片方に傾いてしまうと、押し切られるケースが多くなります。




強いカードでもいいのですが、弱すぎるカードも相手にぶつけられるので、バランスよく持っていることが重要です。
カードにハウラックが書かれていないと、攻めきれない状態に陥ることも。

チーム分けで上手く作っても、山からカードを引かないとどうしようもないので、あまり難しいこと考えずに流れに身を任せてプレイするのがいいのかもしれません。