庭園

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=庭園=

原題:Der Garten des Sonnenkonigs
会社:Noris
発売:2000年
参考価格:4800円
入手難易度:2
プレイ人数:2人~5人
プレイ時間:55~65分
タイプ:ボードゲーム
絶版
伯爵の庭園作成を頼まれた庭師となるゲーム。そのまま「庭園」。
プレイヤーは庭師となって競に参加します。
競り落とした=庭完成なので、庭師というプレイとはちょっと違う気もしますが。
プレイヤーは伯爵の理想の庭園を造ります。
というか、マップに描かれているのが、すでに理想の庭園。
生垣、噴水、像、建物。
これらを作るというか、エリアを競で落とします。

マップはエリアに分かれていて、そのエリアに
「かぶっている建造物の数」+1つ分のオハジキが置いてあります。
赤、黄色、青とあります。

エリアを競り落としたプレイヤーは、左端から1つオハジキをもらいます。
競は普通に値段を上げていく方法なのですが、ここに特徴が。
言った金額によって、「次に競にかけられるエリアが変わります」。
なんでしょう、この不思議なシステム。
(結果、競エリアから落とした金額歩数分移動した場所が次の競エリア。右に移動していき、右端の次は下段左端)

競の時にお金が足らないときは、借金をすることが出来ます。
利子は100%。赤い皿にオハジキを乗せて、その半分の価値のお金を借りることが出来ます。

競が進んでいき、1つの建造物全てが競られたら、所有者は再度オハジキを貰い、収入を得ます。
収入はオハジキで貰います。
黄色=1ルイ金貨
赤=2ルイ金貨
青=3ルイ金貨




当然青が有利であり、早い段階で青を取得すると、建造物が出来るたびに入手できるので効果的です。
建造物が複数重なるエリア、青があるエリアは高額になるでしょう。
借金をしてた場合、皿の分のオハジキは収入になりませんが、収入処理のあとに皿から出せます。

こんな感じでプレイをしていき、
「残りの建造物が2個」になった段階でゲーム終了。
庭園を頼んだ伯爵が破産したという設定です(せつな過ぎ)。
このときに一番資金の多い人が勝ちです。

完全に競ゲームなので、私はどうも苦手なんですが、面白いゲームです。
使われるルイ金貨なんですが、値段が高い金貨ほど大きいのです。
一番高い金貨は結構大きいです。カッコイイので頑張って集めましょう。