チューブに乗って

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=チューブに乗って(メトロでGO)=

原題:on the Underground
会社:JKLM
発売:2006年
参考価格:6700円
入手難易度:4
プレイ人数:2人~5人
プレイ時間:90~120分
タイプ:ボードゲーム
複数の路線を使って路線コンボ作成「チューブに乗って(メトロでGO!)」。
目の前の点数と大局的な路線作成の狭間に悩むゲームです。

チューブとはロンドン地下鉄の愛称。形状から来ているようです。
1863年開業のハマースミス&シティー線、メトロポリタン線など世界最古の地下鉄があることで有名です。
ゲームではこれらに登場する土地間に路線を敷いていき、乗客を運んでいきます。

盤上には通常駅、特急駅、接続駅、ターミナル駅、国鉄駅などがあります。
それぞれの駅は線路で繋がっています。
同一駅間に複数のラインが存在するところもあります。
プレイ人数によって、1人2~4路線を担当します。
手番では4回、線路を置くか分岐コマを貰うことが出来ます。
線路を引く場合、既にその路線を置いているときには両端からしか接続することが出来ません。
分岐コマを2つ使うとどこからでも出して端を増やすことが出来ます。

線路を敷いて、国鉄やターミナル駅に繋がったら点数を取得。
ターミナル駅は更に分岐コマを貰うことが出来ます。
接続駅は同じ絵柄の場合に、高得点を貰えます。

手番が終了したら場に出ているカードを元に、乗客が移動します。
カードは特急、通常の2種類。2種類ある場合にはその順番で両方とも移動します。
(カードが4枚あるので、同じものが複数あったら選べます)

乗客の移動の時には「なるべく徒歩を少なく」「乗換えが少なく」なるように移動します。
この時使った路線のプレイヤーに点数が入ります。




これを繰り返して行き、乗客の目的地カードが無くなったらそのラウンドで終了。
一番点数の高い人の勝ちとなります。

プレイヤーは複数の路線を担当するため、それらを使って長期的な路線形成を目指します。
ところが乗客の移動はカードにより。その場その場の展開も迫られます。
しっかりとしたルート作成とちょっとの運。個人的に非常に気に入ったゲームです。
2人プレイでもがっちりとしたルート作成を楽しめます。