チチカカ

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=チチカカ=

原題:Titicaca
会社:Cwali
発売:2001年
参考価格:7000円
入手難易度:3
プレイ人数:2人~5人
プレイ時間:55~65分
タイプ:ボードゲーム
チチカカ湖を舞台にした勢力ゲーム「チチカカ」。
円筒の特徴的な箱が目立っています。

ペルーとボリビアの国境に位置し、標高3800mと日本より高所にあるチチカカ湖。
世界で20箇所ほどしかない古代湖(十万年以上存在している)のひとつでもあります。
余談ですが、琵琶湖も古代湖です。
インカ帝国の発祥の地となったこの湖を舞台にして、勢力争いをするゲームです。
箱に描かれているのどかな風景とは裏腹に、シビアな土地争いを行います。
アイテムは以下の通り。
・土地タイル(4つのヘックスマスが合体している)
・武器チップ(盾、剣、槍、弓矢)
・神殿チップ(+1、+2)
・開拓地コマ
・国境コマ
・得点ボード

土地タイルは適当に配置していきます。
プレイヤーの人数によって、使わないタイルが存在します。
タイルには草原、森、山といった通常のタイルと、湖のタイルが存在します。
湖には1~15と番号が振ってあります。

武器チップは攻撃力を現します。
盾=1、剣=2、槍=4、弓矢=6。
これらを使って競を行います。チップは両替がいつでも出来ます。

湖の番号の順番に、その周辺の土地の奪い合いを行います。
影響力となる武器チップを隠して出し合い、競を行います。
高い人から順に開拓地コマを湖の周辺の土地に配置してきます。




配置したときは単体の国です。周りに国境コマを置きます。
隣接した国に、今配置した開拓地の地形が存在しない場合、隣国と併合できます。
その後、今出来上がった国と隣接している国で、
「お互い持ってない地形が1つ以上ある」場合、大合併を行えます。
合併をしたら国境コマを取り除きます。
最後に配置した土地、隣接した国のどこかに神殿を置くことが出来ます。
これは後での得点計算の時に役に立ちます。
4 人とかでプレイする場合、配置できない人が現れるため、競がシビアになります。

5 、10の湖の配置が終わったら、途中経過で計算を行います。
その時の湖に隣接している国単位で計算します。
各地形を見て、一番多く同じ地形を持っている人はその土地分点数が入ります。
また、国で一番「湖に面している」プレイヤーには湖の得点分追加が入ります。
(このとき、神殿を持っていると、湖計算の時に有利になります)
最後に持っている武器が得点となります。

得点計算をしたら、配置した植民地に応じて武器を得ます。
「配置している植民地数+(連続した植民地×3)」
15 の湖の周辺をプレイし、どこか空いている土地があったらそれらが埋まるまでサドンデス。
全ての土地が埋まったら、5、10の湖と同じように得点計算をします。
また、連続した植民地に応じて加点が入ります。
最終的に得点が高い人の勝ちとなります。

2 人プレイで遊んでみたのですが、あまり競り合いになりませんでした。
恐らく競主体のゲームだと思うので、人数が多いほうが楽しいと思います。
ルールをよく読んでからプレイしたのですが、間違いがありましたらご一報ください。