チグリス・ユーフラテス

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=チグリス・ユーフラテス=

原題:Euphrat & Tigris
会社:Hans im Gluck
発売:1997年
参考価格:?円
入手難易度:5
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:60~90分
タイプ:ボードゲーム
1998年ノミネート
タイルを配置して国が出来ていく「チグリスユーフラテス」。
バランスの良い配置と攻めタイミングが重要なゲームです。

タイトルはトルコ~イラクに流れる川の名前。
沿って流れるチグリス川、ユーフラテス川の間に肥沃な沖積平野が出来ました。
これによりメソポタミア文明が発祥したと言われています。

ゲームではこの2つの川を舞台にした盤に王国を作ります。
盤に神殿タイルを配置して行き、その上に財宝をおいていきます。
4種類の指導者コマと土地タイルを持ってゲームスタート。
手番では2回のアクションが出来ます。
指導者コマは神殿に隣接するように配置します。
土地タイルは川の上、川以外とタイルによって置ける条件が異なります。

指導者コマと土地タイルで王国が出来上がります。
但し、同じ王国には同じ種類の指導者が居ると戦争になります。
(違う種類であれば、プレイヤーが別でも同居できます)

土地タイルをつけて王国同士がくっ付くか、同じ種類の指導者コマを配置したら戦争となります。
元々居たほうは指導者コマと同じ種類の土地が戦力になります。
お互いの戦力に手元に持っている土地タイルも加え、多いほうの勝ちとなります。

戦争が発生しない場合の土地タイル配置では点数が入ります。
指導者が居る種類の土地タイルではその指導者に、居ない場合は王の指導者に点数が入ります。




同じ種類の土地タイルを2×2の形にすると、モニュメントを作ることも出来ます。
高得点になりますが、戦争のときに戦力にはなりません。

タイルを配置して王国が伸びていき、他の神殿に繋がった場合、商人の指導者を持っている人は財宝をもらえます。
手版終了時にタイルは6枚になるよう補充します。

財宝が残り2個以下になるか、タイルが補充できなくなったらゲーム終了。
各プレイヤー、一番点数の低い指導者をチェックして行き、その指導者の点数が高い人の勝ちとなります。

プレイヤー人数により運の要素が変わってきますが、戦争で奪うか、地道に大きくしていくかといった基本的なところは変わりません。
持っているタイルを上手く活用し、自分の指導者が儲かるように王国を大きくしていきましょう。