タコス騒動

投稿日:

=タコス騒動(ナチョス事件)=

原題:The Nacho Incident
会社:Eight foot llama
参考価格:3000円
入手難易度:2
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:40~50分
タイプ:カードゲーム

購入したところの説明によると、アメリカのマイナーメーカーのマイナーゲームだそうです。
騎馬警官の目をかいくぐりながらメキシコの食材をカナダに密輸する「タコス騒動」。

何で「サルサ」や「オリーブ」などの通常食材を態々密輸するのかわかりませんが、
プレイヤーは必死になって食材を密輸。そしてそこで店を開きます。
タコスがご禁制という扱いになっているのですが、そういう背景があったのでしょうかー

ルールが若干複雑なので、列挙して書いていきます。

基本的にはカードゲーム+αなのですが、アイテムが若干多い感じです。
まず、州カードを配置します。4州分のデッキを作り、1枚めくっておきます。
ここには4つの「必要とされる食材」があります。

次に、騎馬警官カードを4枚のセットにし、枚数がわかるように配置します。
(都合3セットできる)

ポケットの中から「一番面白いものを出した」人がスタートプレイヤー。

そしてプレイヤーには「密輸商人」のカードを8枚ずつ配る。
最後に密輸する食材を袋からランダムに2個引きます。
(食材は8種類。各州カードには4つの必要食材マスがある)

まず、全員いっせいに密輸商人のカードを出します。
数字の一番大きいカードを出した人からプレイを行います。
密輸商人が行ける州に食材を持っていき、そこで店を開く、というのが行うパターンです。
ただし、一番最初にプレイをする人は騎馬警官カードも受け取ります。








騎馬警官はかかれている国に移動し、そこで商売をしている密輸商人が居たら連行します。
食材の密輸によって得点が入るのですが、すでに行く先においてある場合は需要が満たされているので密輸できません。

そんな形で4ラウンドをプレイ。
各国で店を開いている密輸商人を見て、合計値が一番多い人に
「密輸商人の数字の合計」+「国の得点」が入ります。

以上を3セット行い、最後に得点を競います。

やることは複雑ではないのですが、制約を理解するのに少し時間が掛かります。
先の先まで考えて能力の高い密輸商人を使ったり、低い商人を使ったりします。
リスクを踏まえた上で得点を取りに行く、大味ですがバランスが取れたゲームだと思います。

それにしても、なんでタコス屋やってるだけで連行されるんでしょうか。