自転車便

＝自転車便＝

原題：Velo City
会社：Abacus Spiele
発売：2010年
参考価格：5500円
入手難易度：３
プレイ人数：３人～７人
プレイ時間：４５～６０分
タイプ：ボードゲーム

集団でついていって一気に出し抜く「自転車便」。
自転車系ですがシンプルなシステムのゲームです。

日本でも東京で見かける自転車便。ヨーロッパでは１９８０年代あたりから普及し始めました。
自転車に縁の強いヨーロッパでは結構多いテーマのゲームです。
ただ荷物を運ばないので、自転車便特有のシステムは無いような気がします。

プレイヤーは４つのコマを扱い、３つのコマをゴールさせることを目指します。
（プレイヤー人数により使用コマ数やゴールに必要な数は変わるかと思います）
ゴールまでは一本道。途中にはマンホールのマスとドリンクのマスがあります。

手番がきたらサイコロを使って自分のコマを動かします。
このとき、単独走行か集団走行かを選びます。

単独走行の場合、サイコロを振ってから自分のどのコマを動かすか決定します。
集団走行の場合、動かす集団のマスを決定してからサイコロを振ります。
このとき、その集団に他のプレイヤーが居る場合、そのプレイヤーのサイコロをも使えます。
出た目で好きなサイコロを移動力として使い、選択されたサイコロのプレイヤーも移動できます。

ドリンクのマスに止まったら、ドリンクコマを受け取ります。
このドリンクがあると、同じマスに居るコマが移動したときに付いていくことが選択できます。
さらにドリンクを２つ使う特別なアクションでサイコロをもう１つ追加してダッシュしたりできます。
この移動だけは他のコマが追従することが出来ません。

マンホールは脅威で、そのマスで止まったら一つ前の「空いている」マンホールまで移動します。
他のコマが居て空いていなかったらどんどん戻されます。
このマンホールの移動もドリンクを使うことで回避可能です。