シシミジ

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=シシミジ=

原題:Sizimizi
会社:ez Spiele
発売:1996年
参考価格:?円
入手難易度:5
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:40~80分
タイプ:ボードゲーム
絶版
1996年ノミネート
アリの隊列が巣穴をつなぐ「シシミジ」。
最短コースが非常に鍵となるゲームです。

1996年のドイツ年間ゲーム大賞に最終ノミネートしているゲームです。
タイトルとなっている「シシミジ」の意味はわかりませんでした。
ドイツ語で蟻は「Ameise」のようです。何かの造語でしょうか。

プレイヤーは蟻コマと巣穴コマを持ちます。
盤上に蟻や巣穴を配置して行くゲームです。
盤には背景の違う9箇所のエリア、そしてエリアに幾つかの黒い点があります。
黒い点は巣穴しか配置出来ません。それ以外の場所には蟻しか配置出来ません。
プレイヤーは自分の番になったら、3つの蟻コマを置くか、2つの蟻コマと1つの巣穴を置くことが出来ます。
どこに置くときは既存の蟻と繋がっていなくてもよいようです。
(最初の手番のみ、後番プレイヤーにはハンデが貰えます)
また、他の蟻を乗り越えることが出来ます。
この場合は乗り越える蟻コマ1つしか置けません。
目標エリアの自分の巣穴が蟻コマで繋がったら勝ちとなります。
(プレイヤー人数によって中央5箇所+他2箇所など、エリア条件が違います)

蟻の配置の仕方によって、隊列を作る戦術が決まります。
囲碁のように「後々このあたりの配置が必要になる」といった先打ちもあります。
他の蟻を乗り越えることが出来る回数が2回(2人用だと1回)と限られているため、相手をブロックすることも可能です。
先を見据えた配置、短いルートで済む形を作っていきましょう。




見た目には蟻の隊列がドンドン繋がっていく感じが楽しいゲームです。
妨害ばかりの泥仕合になるか、全力駆け足の展開になるか。その時のプレイヤー次第です。