ジェットセット

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＝ジェットセット＝

原題：Jet Set
会社：Wattsalpoag
発売：2008年
参考価格：4500円
入手難易度：３
プレイ人数：２人～６人
プレイ時間：９０～１２０分
タイプ：ボードゲーム
航路を開拓して飛行機を配置していく「ジェットセット」。
他人の航路を使ってでも客の要望に答えるルートゲームです。

タイトルとなっている「Jet set」には飛行機で世界中を飛び回る富裕層という意味があるようです。
ゲームでは主にヨーロッパあたりを飛び飛び回るための航路を作っていきます。

盤にはイギリスやスカンジナビア半島南から地中海上部までが描かれ、既に都市間の航路が設定されています。
プレイヤーは費用を投じて航路を購入し、営業のための飛行機を配置して行きます。
各プレイヤー、自分の最終目的となるフライトカード（３都市）を２枚受け取ってゲームスタート。
手番では「航路購入」「飛行機配置」「フライトカード取得」「収益」のうちどれかを行えます。
航路購入では開いている都市間の航路に自分のコマを置きます。
飛行機配置では、既に存在している航路に自分の飛行機コマを置きます。
他人の航路に置いても構いませんが、航路使用料を支払います。

フライトカードは場に何枚か出ており、繋ぐ２都市が書かれています。
また、獲得できる点数も書かれています（遠いほど高得点）。
フライトカード獲得には、自分の飛行機コマを取って都市間が繋がっていることを示します。
獲得できたフライトカードは自分の前に置いておきます。

お金が無くなって来たら、収益を選択。
自分の前に置かれたフライトカードの枚数でお金を獲得します。同じフライトカードは何度か収益を上げると単価が下がります。

これを繰り返して行き、フライトカードを獲得して行きます。
ゲームが進んでくると、フライトカード山に含まれているバケーションカードが出てきます。
これが２枚出てきたら通常のフライトカード獲得が出来なくなります。最初に配られた３都市のフライトカード達成を目指します。



３都市を成功させた人は、以降何も出来なくなりポイントを毎ターン受け取る形になります。

全員が３都市を成功させるか、１人以上が５ターンポイントを受け取ったらゲーム終了。
今まで獲得したフライトカードなどのポイントを合計して高い人の勝ちとなります。

自分の最終目的である３都市を繋げることが目的ですが、全て自分の航路で賄うのはかなり難しいです。
ある程度は他人の航路を使う覚悟をしつつ、フライトカードを獲得して資金を回しましょう。
遠距離フライトカードの点数が結構高いため、収益がきつくなるものの、短い路線を幾つも作るより中長距離のフライトを目指しましょう。