ザ・ボス

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＝ザ・ボス＝

原題：The Boss
会社：Blackrock Editions
発売：2010年
参考価格：2800円
入手難易度：４
プレイ人数：２人～４人
プレイ時間：３５～４５分
タイプ：カードゲーム
あちこちのギャングから上前をかすめ取る危険なゲーム「THE BOSS」。
立ち回りに失敗すると部下のコマが居なくなります（色々な意味で）。

ニューヨーク、ボストン、デトロイト、カンザスといった都市で活躍している各地のボスから収入をかすめ取ります。
強力なボスが居るシカゴだけは特別で、安全なかわりに上前の半分をシカゴのボスに取られたりします。
ゲームでは都市のボスを表すカードが並べられ、そのカードにはその都市に存在する報酬のマークがあります。
都市によって内容は異なり、更に報酬の中には制裁、監獄、病院、追放といった特殊なものもあります。
シカゴ以外の都市に裏向きに報酬カードを配置し、残りの報酬カードを各プレイヤーにランダムに配ります。
各プレイヤー、ギャングスターコマ（正規、準構成員の２種）を受け取り、ゲームスタート。

手番がきたら、ギャングスターコマの配置、報酬カードの配置を行います。
ギャングスターコマは好きな都市に配置します。他のプレイヤーが既にその都市に居る場合、上まるようにします。
コマの配置は行わなくても構いません。

報酬カードは、対応する都市に置いて行きます。
これにより、その都市に置かれてる裏向きのカードがなんなのか段々分かってきます。

全員が５回ずつカードを出したらラウンド終了。各都市に置かれているギャングスターの最大勢力の人に、最初に置かれていた報酬カードを渡します。
これがちゃんと報酬だったらよいのですが、監獄や病院だと、置いたギャングスターが何ラウンドか帰ってきません。
制裁だったりすると、ゲームから除外されます。



また、シカゴだけは特別で、他の都市に置かれた最後のカードの合算が報酬になります。ゲーム終盤になるほど、シカゴの収入が大きくなってくる仕掛けになっています。

終了条件になっているカードを捲り、２色あるうちのどちらかが３枚分出たらゲーム終了（なので３～５ラウンド）。
一番獲得した収入が多い人の勝ちとなります。

カードを使った、内容物の少ないゲームですが、都市の特徴も上手く現していていい感じのゲームでした。
上手く駆け引きをして、他プレイヤーをはめたり収入を得たりしていきましょう。