エメラルド

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=エメラルド=

原題:Emerald
会社:Abacus Spiele
発売:2002年
参考価格:4800円
入手難易度:4
プレイ人数:2人~5人
プレイ時間:40~50分
タイプ:ボードゲーム
ドラゴンの巣穴から宝石、金貨を奪ってくる「エメラルド」。
移動戦略と度胸で巣穴を駆け抜けるゲームです。

タイトルにもなっているエメラルドはドラゴンの子供の名前だそうです。
巣穴では親ドラゴンがやってくる騎士を待ち構えています。
プレイヤーは5人の騎士を使い、巣穴から金品を盗ってきます。
盤には何も無い平地、金品がありドラゴンがいる巣穴、一番奥の3箇所に分かれています。
騎士を配置し、宝石と金貨のカードを巣穴に配置したらゲームスタート。
プレイヤーは1~2つの騎士コマを移動させることが出来ます。
他人の騎士を動かすことも可能です。コマの居るマスのコマ数が移動歩数となります。
移動先に宝石や金貨があった場合、好きなほうを取ります(取るのは強制)。
1つめの移動でも、金品を取得した場合2つめの移動が出来ません。

移動先がドラゴンの棒に掛かっている場合、サイコロ(1~3が2面ずつ)を振ってドラゴンを移動させます。
ドラゴンが騎士の居るマスに止まったら、金貨カードを1枚払って助けるか、見捨てるかを選びます。
騎士が一番奥まで行ったら、早い順に4つの騎士まで名誉を手に入れることが出来ます。
宝石は4色あり、一番初めに全色集めた人にはボーナスがあります。
金貨は1~5の数字が書いてあります。

全ての宝石が場からなくなるか、誰かの騎士が残り1つになったらゲーム終了。




金貨の合計と宝石の合計(1つ1点)、全色ボーナス4点、各色毎の宝石を一番持っているボーナス4点、奥到着の名誉5点で計算します。
合計が一番多い人の勝ちとなります。

金貨は直接点数が高いので、序盤では高い数字の金貨が無くなっていきます。
中盤からは宝石のボーナスを意識したゲーム展開になっていきます。
他人のコマを動かしてドラゴンに襲わせたりする戦略もあります。
移動方法がシンプルでシステム的にも難しくありませんが、ドラゴンを越えるときの度胸試し的な感じが楽しいです。