ウサギとハリネズミ

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原題:Hase und Igel
会社:Ravensburger/Abacus
発売:1978年
リメイク:2000年
参考価格:3000円
入手難易度:2
プレイ人数:2人~6人
プレイ時間:40~50分
タイプ:ボードゲーム
1979年大賞
元祖カードすごろく。
にんじんを燃料にスピード勝負をする「うさぎとはりねずみ」。
すごろくのようにスタートとゴールがある盤でウサギコマを動かしてゴールを目指します。

移動歩数は任意に決められますが、移動するのに「にんじん」が燃料として必要になります。
1歩移動なら1にんじん。
2歩移動なら3にんじん。
3歩移動なら6にんじん。
10歩移動なら55にんじん。
1~移動歩数までの全ての数字を足した値が必要にんじん数になります。
一気に進もうと思ったら、大量ににんじんが必要になります。

ゴールするまでに「キャベツ」を3回食べる必要があります。

盤にあるマスは以下のとおり
・にんじん=次の移動し始める時の順位×10にんじん取得
・番号=移動し始める時の順位と番号が一致していれば順位×10にんじん取得
・キャベツ=1回休みをしキャベツを食べることが出来る。順位×10にんじん取得
・うさぎ=ランダムでイベントが発生。順位が遅いほど良い
・はりねずみ=「戻る」宣言をすると、前のはりねずみマスまで戻れる。戻り歩数×10にんじん取得




この盤上を移動し、キャベツを全部食べた段階でゴールした人が勝ち。
ただし、ゴールするときには手札の残りにんじんを順位×10以下にする必要があります。

やってみるとわかるのですが、残りにんじんを気にしていないと、逆に増えすぎて余る状態が発生します。
この時、はりねずみマスに戻って歩数を増やすしかないのですが、戻るとにんじんをさらにもらうので、もっと戻って・・・という悪循環になることも。
他人のコマが居るマスには入れないので、順位や手順を気にしながら計算する必要があります。

見た目のポップさにだまされると、にんじん運用にだまされるかもしれません。