ヴィネータ

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原題:Vineta
会社:Winning Moves
発売:2008年
参考価格:5800円
入手難易度:3
プレイ人数:2人~6人
プレイ時間:40~50分
タイプ:ボードゲーム
どの島が沈む、壊滅的ゲーム「ヴィネータ」。
色々と主張したとしても、大体沈みます。

ヴィネータ(ヴィネタ)はバルト海に存在した伝説の島です。
大変栄えていたのですが、民が傲慢と怠惰になり、神の怒りによって大波で沈没したと言われています。
(現在ではドイツかポーランドにあったと言われており、跡地を探しているようです)
余談ですが、ニルスのふしぎな旅にも登場していたようです。

プレイヤーは島を水没させる神になります。但し、自分を信仰してくれる民や土地は出来るだけ守りたい。
そんな状況を他の神(他プレイヤー)にばれないよう、島を沈めていきます。
島は中央、中間、外側の3グループに分かれ、1グループ3エリアで構成されています。
最初に自分を信仰する民とエリアをカードでランダムに決定し、それをばれないようにプレイしていきます。
各都市に民のコマを置いていき、全てのコマを置ききったらゲームスタート。

カードは順番に出し、沈める場所に持っているカードで投票していきます。
出すカードには票数があるか、民コマを移動させたり他の票カードを動かす特殊カードがあります。
沈めるにしても、何人かは他のエリアに脱出させることができます。

水没場所が決定したら、そこに投票した人は沈んだ民コマを順番に取っていきます。
より少ない人数で投票した場合、多いコマを回収できます。

1つを除いた全ての場所が沈んだら点数計算。
沈めたコマ、残っている島にいる自分を信仰しているコマで計算を行います。




また、自分の土地が残っていた場合、かなり高得点になります。
この計算で一番点数の多かった人の勝ちとなります。

ゲームでは殆どが投票で決まるため、諸行無常の状態になります。
また、あまり抵抗しすぎると、守ったとしても集中攻撃を受けたりします。
土地の防御は難しいのですが、民コマをなるべく守ったりして流れに上手くのりましょう。