アルハンブラダイス

原題：Alhambra The Dice Game
会社：Queen
発売：2006年
参考価格：4200円
入手難易度：２
プレイ人数：２人～６人
プレイ時間：５５～６５分
タイプ：ボードゲーム

名作アルハンブラのスピンオフ作品「アルハンブラダイス」。
サイコロの目が全てを握っています。

先に白状しておきますと、アルハンブラをやってないのにこちらをプレイしました。
なので比較したレビューがそもそも書けません。
そのあたり、ご了承の上お読みください。

プレイヤーは８個のサイコロを振り、出た目で勝負します。
サイコロの各６面には建物のシンボルが描かれています。
色分けされて見やすくなっています。
サイコロを振って、同じ目がどれくらい出るか、が勝負です。

自分の手盤では最大で３回振りなおすことが出来ます。
振って出た目を残しておくことも出来ます。
同じ目がいくつ出たか、何回振ったか、で点数を決めます。
（例：１回目＝紫の建物が３つ、２回目＝紫を２個追加、合計５個）
サイコロの値を表すマスに八角形のコマを置いて自分の値を表現します。

目の数が多いほうが有利です。
同じ数の場合、振った回数が少ないほうが有利となります。
後から同じ値を出した人はひとつ前のマスに配置しなければいけません。
これを各プレイヤー合計で４回行い、６箇所の建物にマーカーを置いていきます。
建物に関し、１位と２位に得点が入ります。

得点は、その建物の上に書かれているマスで表します。
２点受け取るか、１点と特殊タイルを貰うか。
１位の人がどちらかを選びます。
２位までに入っていればあまり遜色はありませんが、３位以下は何も手に入りません。

全建物のチェックを行ったら、今の状態で勝利点数の計算。
建物得点マスで何位になっているか、を確認します。

１ターン目では１位のみ点数、３ターン目で１，２位の点数。
５ターン目で１，２，３位の点数を計算し、ゲーム終了です。

特殊タイルはサイコロの振りなおし時に有利だったり、得点計算に加点されたりします。
以下、特殊タイル
・スタートプレイヤー権限を得る
・サイコロを振りなおせる
・出た目に１つ分追加する
・勝利得点が追加で入る（１～３）

ゲーム終了時に一番点数が多かった人の勝ちです。
スタートプレイヤーを選択できる特殊タイルが毎回はいっています。
同じサイコロの目で同じ振り数だと先番が有利なので存在しているようですが、後番の方が有利な気がします。

サイコロの目次第、という運。
そしてどこを狙っていくかという戦略があります。
考える点がありつつ、運に相当左右される。