アルカディアの建設

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原題:Die Baumeister von Arkadia
会社:Ravensburger
発売:2006年
参考価格:5800円
入手難易度:3
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:45~65分
タイプ:ボードゲーム
2007年ノミネート
建設と褒章と換金のタイミングゲーム「アルカディアの建設」。
様々なアクションを行うタイミングが左右するゲームです。

タイトルとなっているアルカディアは実在の地名もありますが、
理想郷、楽園といった意味もあるようです。
ゲームではここに建物を作り、褒章を得てお金に換金することが目的です。
スタートの配置はフリーなのですが、説明書にオススメ配置が描いてあります。
盤に塔建設予定地のプレートを配置し、既存の建物の配置をします。
そして自分の配下コマ、中立コマを受け取り、旗を4つ、建設カードを受け取ってゲームスタート。

建物は2マス分~4マス分あり、形も様々です。
建物の上にはチップ(4色)が乗っています。建物を囲むとこのチップが貰えます。
塔建設予定地は10マスあり、チップと同じ色の絵が描いてあります。これがチップの価値になります。

手番では、建設カードを使って建物を建てる、1つの建物に配下コマを配置するのいずれかが行えます。
建設カードには建物の形、載せるチップの色が書かれています。
建物を置いた時に、盤に描かれているキャラバンの上に置いた場合、中立コマを受け取れます。
配下は選んだ建物の外周に幾らでも置く事が出来ます。自分の配下、中立とも1マスに1つずつ置けます。




建物、配下を使い、1つの建物の上下左右を完全に囲んだ場合、囲んだプレイヤーが建物のチップを貰えます。
囲んだ時にプレイヤーの配下コマが居る場合、配下1つに対してチップ1枚ずつ貰えます。
これを積み重ね、チップを獲得していきます。
最後に囲んだプレイヤーは塔のコマを建設予定地に置きます。1段目、2段目と順番に置く必要があります。

手番の最後に、旗を使うことが出来ます。
旗は4つ。自分の配下コマの補充とチップの換金が出来ます。
チップの価値は、塔建設予定地を上から見た時の同じ色の数。この値で任意に換金できます。

塔が3段目まで達したら、全プレイヤーもう1回ずつプレイし、ゲーム終了。
最後に残っているチップを換金して、一番お金の多い人の勝ちとなります。

重要なのは、配下コマが少ないので効率の良い場所に置くことと、換金のタイミング。
配下コマを駆使してチップを集め、高い時に換金する必要があります。
他のプレイヤーの思惑もあり、チップの価値はすぐに変わっていきます。
少ないコマでチップを集め、高い時に売り抜けましょう。