カフナ

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＝カフナ＝

原題：Kahuna
会社：Kosmos
発売：1998年
参考価格：3500円
入手難易度：２
プレイ人数：２人
プレイ時間：３０～４０分
タイプ：ボードゲーム
1999年ノミネート
島の勢力争いの２人用ゲーム「カフナ」。
綺麗な表紙とは裏腹の激しい戦いになるゲームです。

盤には幾つかの島が書いてあります。ここの所有権をめぐるゲームです。
対応する島が書かれたカードを使います。
プレイヤーは島同士の影響を表す棒状のコマ、そして島の所有権のコマを持ちます。
３枚ずつカードを配り、場に３枚配置してゲームスタート。
プレイヤーは手札から任意の枚数のカードを出し、その島から伸びているルートに杖を置きます。
１ターンで何枚だしても構いません。全く出さないことも可能です。
既に相手側が配置している場合には置けません。
その島から伸びている点線の過半数を取ったら、島の所有権コマを置きます。
このとき、その島から伸びている道に相手の杖コマがある場合は排除できます。
（この排除によって、向こう側の所有権が無くなる事もあります）
また、点線で結ばれた両方の島を同時に出すと、相手の杖コマを排除できます。
後半はこの手法で排除して更にそこに配置していく展開になります。

手番の最後に場に出ている３枚か、山札から１枚取得します。
山札も場も無くなったらラウンド終了。
１ラウンド目は所有権コマが多いほうが１点貰えます。
２ラウンド目は２点貰います。
３ラウンド目は所有権コマが多いほうが、多い分点数になり、ゲーム終了。
合計点の多いほうが勝ちとなります。

ルールは簡単ですが、結構先々を考えるゲームです。
運の要素は欲しいカードが場に出るかどうか。あとは手順次第となります。
序盤はとにかく杖をある程度置いてまわり、中盤にはカード補充。後半は所有権をかけた戦いになります。
序盤では殆ど１枚で杖を配置できますが、所有権発生で排除される点を気をつけましょう。
後半はまず配置してある杖を排除する為に２枚、更に置く為に１枚と３枚必要なります。
カードは６枚まで保有可能なので、ある程度戦局が動くまでカードを貯める必要があります。

序盤と後半でがらっとゲームが変わる。
２人用のこのシリーズでもかなり面白いゲームだと思います。