家系図

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=家系図=

原題:Familienbande
会社:Winning Moves
発売:2004年
参考価格:2000円
入手難易度:4
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:15~25分
タイプ:カードゲーム
強烈な特徴の家系図を作っていく「家系図」。
豪快なファミリーが出来上がります。

プレイヤーは最初、自分の得点となる特徴をランダムに選択します。
特徴は
・めがね
・鼻
・耳
・髪の毛
・口
選択した特徴は他人に見せないようにしてください。

特徴ごとに点数マーカーがあります。
誰の得点だかわからないうちにこのマーカーが進んでいき、最終的に自分が持っている特徴がトップになっていれば勝ち。
ゲームとしては、カードを出していき、どんどん家系図を作ることです。
カードには肖像画と特徴のポイントが書いてあります。
特徴は合計3つ。バラバラに特徴を持っていたり、耳だけ2つ、3つあったりと偏ったりしています。

最初の世代は3人。ランダムで出します。
次にプレイヤーにカードを配ってゲームスタート。

プレイヤーは以下の行動を行います。
・既に出ているカードの異性を置いて結婚(1枚カードを引く)
・既に出来ているカップルの特徴を引き継いだ子供を作る
・パスしてカードを1枚引く


結婚の場合、既に結婚している人には配置できません。
結婚相手に特に制限はありません。
カードを引くので、手持ちカード枚数は変更しません。

子供を作る場合、親の特徴を引き継ぐ必要があります。
また、3つの特徴のうち、最低1つは引き継がなければなりません。
耳3つの父親と髪の毛3つの母親の場合、耳2+髪の毛1、耳1+髪の毛2しか作れないことになります。

子供の人数には制限があります。
どの親からでも良いのですが、世代数+2が上限です。
第一世代=3人
第二世代=4人
第三世代=5人
第四世代=6人
第五世代=7人

第五世代は結婚できません。
子供が出来たときには特徴に応じ、得点が入ります。
特徴1つに対し、世代数が得点となります。
第五世代で鼻3を作ると、15点入ることになります。

子供を作った場合、カードを1枚捨てて1枚引きなおすことを選択することが出来ます。
これにより手札の変化は発生しますが、子供を作ると手札のカード枚数が減ります。
パスをした場合、純粋にカードが増えます。

第五世代が7人になったらゲーム終了。


自分が集めていた特長をオープンします。
そして手持ちのカード枚数に応じ、得点をマイナスします。
1枚=-1
2枚=-3
3枚=-6
4枚=-10

というように、枚数から下の数字を全て足した値が減点となります。
この計算を行い、一番点数の高い人が勝利。

やってみると、序盤よりも後半での得点が肝になります。
第四、第五世代での得点は強力です。
耳3、めがね3などの偏った特徴も男女1枚ずつ存在するので、最後の追い上げに使ったほうが高得点です。
ですが、そこに至るにはある程度家系図にその特徴が盛り込まれている必要があります。

自分の特徴を絶やさないようにしつつ、カード枚数も抑えながら強力なキャラクターを最後に持ってくると良いでしょう。
プレイ人数に左右されない展開になるため、2人ゲームでもオススメです。

私がやったとき、何故か2回ともメガネでした。