オリエンテ
=オリエンテ=
原題:Oriente 会社:daVinci/Mayfair Games 発売:2005年 参考価格:1800円 入手難易度:2 プレイ人数:4人~12人 プレイ時間:25~35分 タイプ:カードゲーム |
日本を題材にした役割カードゲーム「オリエンテ」。 舞台は江戸時代あたりのようです。 目的は、江戸時代の各役職(?)を演じて得点を稼ぐことです。 プレイヤー人数は4~12人とある程度多い人数を必要とします。 正直7,8人くらい居ると波乱万丈で面白いと思います。 役職は、将軍、僧侶、魔法使い、大名、武士、商人、農夫、忍者。 最初に役職カードを配って、クローズの状態でプレイします。 と、そもそも魔法使いは何なんでしょうか。陰陽道とか神道とかでしょうか。
負けた人の役職カードを得点として受け取り、負けた人は新たに役職を受け取ります。 特殊能力は様々です。 将軍は戦闘の防御側の場合は無敵。また役職最上位。 大名は簡単に点数を稼げる。また将軍が居たら乗っ取る事が出来る。 商人は他人の得点を奪える。 忍者は正体がばれていなければ、他人を即死させることが出来る。 役職によって特殊なことは多くなっていますが、 基本的には、戦って相手の役職を倒し、自分の点数とすることが目的です。 そしてこのゲームの最大の特徴は、農夫。 一人だと非常に弱い農夫ですが、一揆の準備というアクションが取れます。 そして農夫が集まって一揆を宣言した場合、農夫より強い役職から点数となるカードを奪い、一揆を起こした農夫で分配します。 時間を掛けて、力を合わせると最強の効果を発揮する、という点がポイントです。 ゲームの終了条件は2つ。 カード山に入っている「芸者」カードが出るか、だれか一人で忍者カードを3枚全て集めた場合。 忍者を全て集めた場合、その人の勝ちとなります。 芸者カードが出た場合、持っている得点が一番多い人の勝ちとなります。 1人の手番で行えることはあまり多くありませんが、役職の特殊能力といい、手順の確認といい、少しゲーム慣れを要求する感じがします。 展開が一気に変わる感じなどはパーティゲームっぽさを持っています。 ちょっと不思議な日本を舞台にしたカードゲーム。 様々な役職に合ったシステムが面白いと思います。 |
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