エレファントレース

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=エレファントレース=


原題:Trampelfanten
会社:HABA
発売:2002年
参考価格:1680円
入手難易度:4
プレイ人数:2人~5人
プレイ時間:10分~20分
タイプ:ボードゲーム
絶版
行って良いのか悩みながらサイコロに翻弄される「エレファントレース」。
シンプルなシステムに選択と運と展開の要素が盛り込まれています。

真っ直ぐな盤のレースゲームですが、ゲームの途中で全員が反転します。
スタート地点がゴール地点なのです。
ゲーム中、6頭のゾウが登場しますが、うち幾つかはプレイヤーコマではありません。
(5人プレイ時に1頭がフリーのゾウ)

最初にどのゾウを担当するかタイルを受け取ります。
プレイヤーの担当にならなかったゾウは「王様」の絵を上にして置きます。
プレイヤー担当のゾウは「子供」の絵を上にして置きます。
手番では2つのサイコロを振ります。
サイコロはゾウの色と一致しています。
2色、別の色が出た場合、その2頭を進ませます。
2つのサイコロが同じ色だった場合、その色のゾウを1歩戻します。
前のプレイヤーのサイコロを1つだけ残して振ることが出来るため、これである程度制御していきます。

1頭のゾウが折り返し地点まで行ったら、全てのゾウが反転します。
スタート地点に戻ってきたゾウからゴールとなります。

そしてここからがこのゲームの特徴。
最後にゴールしたゾウが王様か子供により、勝者の条件が変わります。


最後が子供の場合、そのプレイヤーの勝ちとなります。
最後が王様の場合、最初にゴールしたプレイヤーの勝ちとなります。

自分のゾウがゴールしてもサイコロは振れるため、最後の最後まで分からない展開となります。
サイコロ1つだけ残せるというバランスも絶妙で、自分のゾウを進ませたいのにもう片方も同じ目が出て逆に戻ったりします。
シンプルなシステムですがゲーム終盤まで展開の妙が続くレースゲームです。