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=ティカル=
原題:Tikal
会社:Ravensburger
発売:1999年
参考価格:?円
入手難易度:4
プレイ人数:2人〜4人
プレイ時間:80〜90分
タイプ:ボードゲーム
1999年年間ゲーム大賞
密林を切り開いて遺跡を発掘「ティカル」。
研究か探索か、人をどれくらい投入するか、プレイの仕方が様々です。

ティカルはグアテマラ共和国にある世界遺産の遺跡。
マヤ文明の古典期(西暦300〜900年くらい)に作られた都市です。
高さ51mにもなるピラミッド型遺跡「大ジャガーの神殿」があります。
インカやアステカの遺跡はスペインの侵略により破壊されましたが、ティカルはスペイン到着前に衰退してジャングルに埋もれていました。
このため破壊を免れて今でも遺跡が立派な状態で残っています。
ゲームではこの遺跡をジャングルで発見することが目的です。

手番の最初に土地タイルを捲ります。
そこには遺跡や宝、火山などが描かれています。
10Pのアクションポイントを使って探検隊の投入、移動、遺跡調査を行います。
移動にはタイル同士の接続でコストが変わるため、手番プレイヤーがタイルをどの向きで置くかも重要です。

遺跡調査は行うたびに、その遺跡の価値が上がっていきます。
ゲーム後半に出てくる遺跡は元々高い価値のため、手前の遺跡を深く調査するか、ジャングル奥の遺跡を一気に見つけるか、捜索方針が選べます。

火山が出てきたら得点計算。
自分の探検隊が確保している遺跡、獲得した宝物などが点数となります。




3回火山が出てきたらゲーム終了。点数の高い人の勝ちとなります。

土地のタイルはバランスが取られるよう、序盤では緩いものが、後半では豪華なものが出てきます。
探検隊をどこまで行かせるか、どう移動させるかなど、とても自由度の高いゲームになっています。
密林を切り開いて、まだ眠っている遺跡を発見していきましょう。