=サンファン=
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原題:San Juan
会社:alea
発売:2004年
参考価格:2800円
入手難易度:2
プレイ人数:2人〜4人
プレイ時間:30〜50分
タイプ:カードゲーム
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建設得点カードゲーム「サンファン」。
アイテムがカードに集約されている、非常に良く出来たゲームです。
このゲームはプエルトリコというゲームが元になっているようです。
カードゲームですが、完全日本語版が存在するので、遊びやすくなっています。
テーマになっているサンファンは、カリブ海に浮かぶプエルトリコの首都。
1508年にスペイン植民地になり、現在はアメリカの有名な観光都市です。
ゲームではこの都市を舞台に、建物を建てていくゲームです。
全てのカードには建築コストと勝利点が書かれています。
ゲームの目的は、施設を12軒建てること。
誰かが12軒建てた時に一番勝利点の合計が高い人が勝ちとなります。
アイテムは、カードと役割タイル、相場タイルがあります。
カードは「生産施設」「特別施設」に分かれています。
最初にカードを4枚受け取ります。
初期配置として、一番安い生産施設のインディゴ染料工場を自分の前に出し、ゲームスタート。
スタートプレイヤーには総督タイルを渡します。
プレイヤーはまず、役割を選択します。
この役割は選択したプレイヤー以外にも効果を発揮します。
役割は建築士、監督、商人、金鉱堀、参事会議員の5種類があります。
建築士はコスト分のカードを捨てることで、建物を建てることが出来ます。
監督は生産施設にカードを載せることが出来ます(商品が出来上がった)。
商人は出来上がった商品をカードに変えることが出来ます(相場で変動)。
参事会議員は複数枚カードを貰い、その中から1枚だけ受け取ります。
金鉱堀は選んだプレイヤーのみ、カードを1枚受け取ります。
役割を選んだプレイヤーには特権があります。
この流れで全員が何かの役割をプレイしたら、総督タイルを次の人に渡します。
相場がかわり、また全ての役割が選択可能の状態になります。 |
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これを繰り返し、誰かが12軒の建築をしたら終了です。
生産施設は監督→商人という手順で、カードを得ることが出来ます。
特別施設は建築コストが安くなったり、カードを追加で貰うことが出来たりします。
また、高得点の施設や特権が倍になる施設もあります。
通常のプレイでは、1人1役割を選んでいき、全員選んだら1順となります。
2人プレイの場合は特別で、総督プレイヤーは相手プレイヤーの後にもう一度役割を選べます。
(総督→相手→総督、という形が交互に来る)
ゲームバランスが非常に良い、何度やっても違った展開になるゲームです。
2人でも十分楽しめるおすすめゲームです。
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