=ピーナッツ=
原題:Peanuts!
会社:Goldsieber
発売:2001年
参考価格:7980円
入手難易度:4
プレイ人数:2人〜6人
プレイ時間:30〜40分
タイプ:ボードゲーム
盤をグルグル移動しながら点数を競うマネージメントゲーム「ピーナッツ」。
リスク、コスト、収入などが微妙なバランスで存在しています。

盤にもピーナッツの絵が描かれていますが、ピーナッツには「はした金」という意味もあります。
ロッキード事件では、1ピーナッツ100万円という賄賂の暗号で使われていました。
ゲームでは使う紙幣の単価がピーナッツになっています。
盤には100〜2400のマスがあります。
そこにコマを配置し、土地に対応する権利タイルを2つ受け取ります(自分のマスとなる)。
手番がきたら、サイコロを振って移動します。
0〜5の数字がある白いサイコロ、1〜3の数字がある黒いサイコロがあります。
黒1つ、白1つ、白2つの3パターンで振ることが出来ます。
移動の目的は高い数字のマスにとまること。

移動した後、そのマスで良ければそのマスの停止エリアに置きます。
気に入らない場合は、そこに書かれている数字をマスの所有者に支払い、再度移動します。
また、白いサイコロが含まれている時に1つでも0があれば、ただで振りなおせます。

移動先のマスの停止エリアに、既に他のプレイヤーのコマがある場合、それを押しのけて停止エリアに入ります。
追い出されたプレイヤーは再度サイコロを振る必要があります。
全員移動し終わったら、その中で一番高い数字のマスのプレイヤーに、今居るマスとの差額を支払います。
自分のマスに居る人は支払う必要はありません。
そして高い数字のマスのプレイヤーは、好きな権利タイルを1枚買うことが出来ます。






これを繰り返していき、誰かが破産するか、権利タイルが5〜6枚取得した人の勝ちとなります。
行きたいマスへの移動が、簡単な確率で出る為、
「このコストを払って、この確率で、収入が見合うか」という計算が出来ます。
ただ、ゲームの性質上、どうしてもトップになりたく、盤をグルグルと回ることもしばしば。
こうなると破産は目の前ですが、逆転のために頑張ることになります。
幾つの差の時に再移動するか、プレイヤーの性格が出るゲームです。